生徒さんのレッスン日記 2024年7月

７月１３日に合同発表会があり、７月前半は曲のクオリティを更に上げていくような、より細かな内容のレッスンになることが多かったです。とは言え、当教室では発表会に出ずに楽しんでおられる方やオンラインで遠方から受講されている方が全体の半分以上を占めるので、通常通りのレッスンも多かったです。
オンライングループレッスンは、エンジョイクラス２回、ビギナークラスを４回行いました。

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Aさん：ご入会は１年以上前ですが、直後からお仕事が多忙になられ、ハーモニカの方は無理なく進めてくださっています。府外から通学され、２コマ連続で受講されました。
低音域の鳴らし方の練習をしました。以前から課題ではあったのですが、口の中の縦の領域を広げていただくことと、そのために舌の形を工夫していただくことで、ご本人もびっくりされるくらい、低音がしっかり鳴るようになられました。
特に、顎の位置と舌の形や位置についてはかなり細かくお伝えし、一緒に試行錯誤しながらベストな状態を見つけることができました。
実は以前からお伝えしていた内容でしたが、短い時間でもハーモニカに触れ続けていくことで、口腔内や舌の微妙な調整が少しずつできるようになってこられたため、お伝えしたことができるようになられたのではないかと思います。

いろんな生徒さんのレッスンをさせていただく中で、こういったことはちょくちょくあります。なので、その時に上手くできなかったとしても、少し時間を置いてからもう一度お伝えするということを、他の生徒さんのレッスンでも実行しています。
Aさんは低音だけでなく中音域の音もきれいで空間によく響く音になり、ご本人もよろこんでおられました。
これからも、無理なく楽しんで続けていただければと思います。

エンジョイクラス：硬い音ではなく優しい音を出すにはどうすればよいか、というようなご質問をいただきました。ふくよかで優しい音色にするには、個人的には特に背筋がポイントになってくるのではないかと思っています。お腹側は比較的意識しやすいと思うのですが、背中側は少し意識しにくいように思います。特に吸うときに背中を使って吸えると無理なく音を出しやすくなると思うので、背中を使って息を吸う実感が得やすくなるワークを行いました。その場でみなさんに実践していただいたのですが、背中が動く感じがわかる！とおっしゃっていました。文章で伝えるのは難しいので、動画にできたらと思っています。

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７月は祇園祭が行われました。山鉾巡行が２回とも水曜日だったため、この２日間は午前中に烏丸三条のスタジオを使うのは難しいと判断。時間帯や曜日をずらして対応しました。日時変更にご協力くださったみなさん、ありがとうございました。