生徒さんのレッスン日記 2024年6月
6月は、所用で東京へ行ったり、ウクレレ愛好家のみなさんとのコラボイベント開催もしました。月末には今月開催する発表会に向けてのピアノリハーサルもあり、イベントが多めの一ヶ月でした。
通常の個人レッスンに加え、オンライングループレッスン「エンジョイクラス」「ビギナークラス」を行っています。
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Aさん:発表会で演奏される曲を聴かせていただきました。上手く吹けないフレーズが1箇所あるとのことで聞かせていただいたのですが、前後の動きの関係で滑ってしまって上手く発音していない音(この場合⑥吸いファの音でした)を「キレイに鳴らそう」と思って演奏してくださいとお伝えしました。
試していただくと、ご本人も少し驚かれるほどすんなり解決しました。翌日発表会のピアノリハーサルでしたが、その箇所を含めとても素晴らしい演奏をされていました。
Aさんの場合は⑥が上手く鳴らせていないということを自覚されていましたが、そうでないケースも結構多いです。まずはどの音が正確に鳴らせていないのかを見極めて、その音をキレイに、穴の中心を咥えて真っ直ぐ息をリードに伝えるというイメージで練習していただくと上手くいくことが多いです。勿論、必要に応じてテンポダウンすることも重要です。
Bさん:音の出だし、最初の音が低音域の場合、力んでしまってピッチ(音の高さ)が少し下がったり、音質が変わってしまうことがあります。ホーと右隣の音を鳴らしてからスッと移動して力んで鳴らしていた音を鳴らしてみていただくと、とても素直でキレイな音を出すことができておられました。
がんばらなくても音を出すことができるということを、本当の意味で理解する(腑に落ちる?!)ことと、お好みに応じてにはなりますが、低音域では口の中を少し狭く(噛み気味に)してみるのも選択肢としてはあるかと思います。その場合、適切な箇所、広さの空間をキープする必要があるので少しコツは要るかもしれませんが、息の量が少なめでもレスポンスがよくなると思います。
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エンジョイクラスには、初心者から歴10年以上の方までいろんな方が参加されています。歴の長さや取り組み方に関係なく、みなさんでハーモニカを楽しんでおられます。今回もみなさんの演奏を聴かせていただいたり、ハーモニカのいろんな話題で盛り上がりました。
紅茶はそれぞれ生徒さんからのいただきものです。みなさん私の好みを知ってくださっていて、本当にうれしく思います。
さっそくいただいています、ありがとうございました!
先月レッスンを受講されたみなさん、お疲れ様でした!