生徒さんのレッスン日記 2023.9.13~17
今週は通常の個人レッスンに加え、日曜夜のオンライングループレッスン「ビギナークラス」も行いました。
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Aさん:ハーモニカを持つとき、手指に必要以上に力が入っておられるようでした。指先の不要な力みは、顎まわりの力みにもつながるそうなので注意が必要です。
ハーモニカは、落下させることなくスムーズに動かすことができるように持っておけば問題ありません。持つというより、左親指に乗せておくというくらいの感覚でよいのですが、知らず知らずのうちに握りしめるように持ってしまわれる方は案外多いです。
ハーモニカを持つときは、スマートフォンくらいの重さのものを持つくらいの感覚で持つと力が抜けやすくなり、パフォーマンスが発揮しやすくなります。また、本体のカバーの上に乗せる指は脱力しておきますが、指を曲げていると左手でマイクを持つ場合に鼻息がマイクに乗りやすくなるので、指は自然に真っ直ぐにしておくのがよいです。
ビギナークラス:初心者の生徒さんですが、練習をコツコツとされています。今日はロングトーンの練習のコツについてお話しをさせていただきました。こちらでも紹介しておきます。
- まずはお腹を板状にして吐くことを意識する(吹き音)、気を吐くときにお腹を背中に近づけていく。
- 吸いに切り替えるときは、お腹の板状をキープしたままお腹を背中に近づけるのをやめて緩める。
- 慣れてきたら吸うときお腹が膨らむのをお腹と背中で補助できるようになるが無理にしなくてよい。
- 肋骨と背骨の関係上、息を吸うときに背骨が少し下がることを覚えておくとよい。
※息を吸うときに上へ伸びるイメージを持っておられる方が多いかもしれませんが、腹式呼吸では逆だと思います。肋骨が広がるときに、ジョイントしている背骨が少しですが引き下げられます。
◆ブレス(吐く方)をこまめに行うことを忘れないようにしてください。
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今年も、鳥取県にお住まいの生徒さんから梨をいただきました。毎年、甘くてとても美味しい梨を送ってくださっていて本当に感謝です。Bさん、ありがとうございました!
今週レッスンを受講された皆さん、お疲れ様でした!