練習に集中するための「ポモドーロ・テクニック」
「ポモドーロ・テクニック」という言葉を聞いたことのある方も多いと思うのですが、簡単に説明すると、集中力を持続させ仕事の効率化を図るための時間管理術のことです。
具体的には、25分間仕事や勉強などの作業を集中して行い5分の休憩を挟むという、決められたタスクを繰り返し実行していきます。
人がいちばん集中力を持続しやすい時間設定なのだそうで、25分間は仕事(または勉強など)を続けることと、休憩を5分と決めてだらだら休まないようにすることで、作業効率の向上が実現するのではないかと考えています。
先日レッスンに来られた生徒さんが、集中力が続かないとおっしゃっていたので「ポモドーロ・テクニック」のことをお伝えしておきました。
その方は1時間弱は練習を続けることができるとおっしゃっていたので、しっかり集中できておられるのではないかと思います。
ただ、休憩を長く取り過ぎてしまったり、そのタイミングで練習が終了になってしまわれるようです。休憩時間を5分と決めておけば、だらだら休んでしまうこともなくなるのではないでしょうか。
ちなみに、25分+5分のタスクを1ポモドーロとし、4ポモドーロ毎に長めの休憩を取るのが推奨されているとのことです。
生徒さんにとってはハーモニカは仕事ではないので、2時間近く練習できれば十分なのではないかと思います。
ちなみに、私は1つの練習を15分単位で行っているので、15分の練習を2回繰り返す度に5分の休憩を入れています。ポモドーロ・テクニックとは少し時間が異なりますが、それなりに集中できているのではないかと思っています。
参考にしていただけましたら幸いです。