生徒さんのレッスン日記 2022.12.14

今日は7名の方のレッスンで、オンラインがお二人のみでした。水曜クラスは通学される方が多いです。

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Aさん:課題曲が仕上がってきました。ミスなくしっかり演奏できるようになってこられているのですが、模範演奏のような演奏にならないとのことで「ビブラートなど入れた方がよいのでしょうか?」とおっしゃっいました。 
他の生徒さんにも時々ご質問いただく内容なのですが、ビブラートなどの奏法を入れただけではイメージされているような演奏にはならないと思います。
以下のように回答させていただきました。

演奏のクオリティを上げる方法
  • まずは土台が大事、レガートさと音色の美しさ
  • ダイナミクスを意識する、特にピアノ(音量小)をしっかり表現する
  • 土台ができた上でベンドやビブラートの奏法を入れる(土台を育てながら練習をしてもよい)

私はだいたいこのように考えています。これに付け加えるとすれば語尾の美しさもあるかもしれませんが、土台ができていればある程度自然にできるのではないかと思います。

Aさんはビブラートも入れられるようになりたいとのことだったので、まずは得意なベンドビブラートを曲に入れる練習をしていくことになりました。
腹式ビブラートも習得されたいとのことなので、こちらはまず別メニューで練習を開始することにしました。

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今日は、9月から今月までの間に3周年を迎えられた方が3人受講されていました。
うちお一人から「教室の周年記念ではなくて私のですか?!生徒の周年を祝ってもらえるとは思っていませんでした」と驚かれていました。
確かに、時々お店などで「○周年記念」と書かれたタオルやステッカーなどをいただいたりしますが、教室の周年記念ということは考えたこともなかったので新鮮でした。当教室は、今後も生徒さんの記念をお祝いし続けていきたいと思います。

今日レッスンを受講された皆さん、お疲れ様でした!