生徒さんのレッスン日記 2022.12.7

今日は5名の方のレッスンで、うちお二人の方が通学受講されました。

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Aさん:前回のレッスンの時、ドの替え指を使って前後で吹き吸いの切り替えをなくしレガートに演奏していただくことをお勧めしたのですが、替え指を使うことに抵抗がおありのようでした。吹き吸いの切り替えがあるよりスライドレバーの押し離しだけの方が楽ですし、大半の方が替え指を選択される箇所だと思うので、原因を探る必要はあると思っていました。
Aさんはスライドレバーを押したときに指がボタンから離れすぎる癖がおありなので、そのせいだろうかと考えていたのですが、Aさんのお話しによると吸い音が続くことに抵抗があるとのことでした。ただ、テンポの速い楽曲ですし、通常なら十分吸い続けることのできるフレーズのはずです。どうやら、以前私が気づいて指摘させていただいていた、主に低音域の吸い音で無意識的に鼻から息が抜けてしまっていることが原因で、息が続きにくくなっていることが原因のようでした。
無意識の動きなので改善には少し時間がかかるかと思いますが、いくつか方法をお伝えし、実践していただくことになりました。じっくり取り組み、一緒に直していきましょう。

Bさん:課題曲の練習をしました。課題曲はほとんどのみなさんがご自身で選ばれていて、知っている曲を選択されることが多いのですが、細かいリズムを正確に覚えられておらず、間違っておられることもけっこう多いです。
Bさんの場合「八分音符、十六分音符×2」のリズムと「十六分音符、八分音符、十六分音符」のリズムを正しく理解できていないようでした。感覚というのはとても大事なのですが、根拠のない山勘ではいつまで経っても正しいリズムを理解して演奏することはできません。
音の長さを正しく理解し、根拠に基づいて得た感覚で演奏していただけるよう、ホワイトボードを使って音の長さを丁寧に説明させていただきました。問題だった箇所はほぼ理解し、正しく演奏できるようになられました。

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今日レッスンを受講された皆さん、お疲れ様でした!