生徒さんのレッスン日記2022.11.5

昨日は5名の方のレッスンで、うちお一人が通学受講されました。

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Aさん:ローリング(穴の移動)が苦手で移動のミスが多いと言うことで、自主的にフォームの改善に取り組んでおられます。
以前から首が動いてしまわれる癖がありお伝えはしていたのですが、やはりこういった取り組みはご自身の意志がいちばん重要のようです。
こちらでも何度か言っていますが、首が動くこと自体がダメと言うことではないのですが、首を動かす癖のある方の中に動きすぎによるミスの多い方がけっこういらっしゃるように思います(幼少期からハーモニカをされている方は、首が動いていても比較的安定して演奏されている場合が多い気がしています)。
Aさんのフォームはかなり改善していました。ご本人は、この2週間しっかり意識して取り組まれたようです。動きすぎによるミスもほとんどなくなっていました。まだ、慣れないフレーズなどで前の癖が出てしまうことがあるようですが、この調子で練習をしていただければよくなるのではないかと思います。

Bさん:同じ音が2つずつ続く、ダブルアフタータンギング(タンギングを入れない状態、入れる状態を交互に繰り返すこと)の必要なフレーズを練習しました。当初、必要以上に音と音が切れていてレガートさに欠ける感じに聞こえました。
タンギングを入れるタイミングで同時に息自体を切らずに吹き(吸い)っぱなしにしていただくことと、必要な箇所(同じ音が続く2つめの音のでだし)だけにタンギングを入れていただくようにお伝えしました。レガートで自然な演奏になり、ご本人も驚いておられました。

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昨日レッスンを受講された皆さん、お疲れ様でした!