生徒さんのレッスン日記2022.8.20

今日は6名の方のレッスンで、うちお二人が通学受講されました。

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Aさん:マウスピースの咥え方についてご質問いただきました。当教室のテキストに「いわゆる『たこの口』または『ゆ』と発音するときのような口」と記しているのですが「『ゆ』ではなく『よ』の方が近いのではないですか?」とのことでした。
唇の厚みによって多少変わってくる部分もあるのですが、基本的には唇の内側からめくり上がらせて口の粘膜の部分をマウスピースにあてることが大事なので、『ゆ』の方が”めくり上がらせる”ことが伝わりやすいと思います。そのようにお伝えしたところ納得されたご様子でした。
人によるかもしれませんが、唇の厚みが少ないタイプの方は、めくり上がらせ方が浅いことが多いように感じています。唇表面の力みに気をつけながら、マウスピースを少し口の中に入れる感じにされるとよいかもしれません。いろいろ試しながらご自身にぴったりの咥え方を見つけてください。

Bさん:お盆にお孫さん一家が来られていて忙しく、練習が全くできなかったとのことでした。「休むことも考えたけれど、レッスンでの練習OKと言ってくださっているので来ました」とのことでした。
Bさんのおっしゃる通り、練習できていないことを理由に休んでしまうとまた更に練習しない期間が伸びてしまうだけなので、まずはレッスンで練習していただき、そこからまた普段の練習ペースに戻っていただくのがよいと思います。
ご希望により、リズムトレーニングを徹底的に行いました。しばらくこの練習をされていなかったようですが、以前取り組んでおられたことと、10年以上通ってくださっていてキャリアもお持ちなので、思っていた以上にたくさん進めることができました。課題も見つかり、今後の練習の方向性も見えたのではないかと思います。
リズムトレーニングの進捗具合も然る事ながら、10年以上続いておられる方は、長く続けるコツをよくわかっておられると感心しました。講師の先生にもよるのかもしれませんが、練習ができていなくてもレッスンに行くというのは大事なポイントかなと思います。

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今日レッスンを受講された皆さん、お疲れ様でした!