生徒さんのレッスン日記2022.8.6

今日は7名の方のレッスンで、うち4名の方が通学受講されました。府外から初めて通学受講してくださった方もいらっしゃいました。もう1年以上受講してくださっていますが、直接お会いしたのは今日がはじめてでした。不思議な感じです(笑)。

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Aさん:「地上の星」に取り組んでおられます。歌の部分が終わった後に長めの後奏があるのですが、そこでソロ演奏されることをお勧めしました。♭6つに転調しているのですが、スライドレバーを押しっぱなしにした状態でレミファソラドレ(実音は全て半音上になります)の音階を使ってリズムに変化を付けながら演奏するとソロになります。フレーズの最後はレで終わることがポイントです。
即興演奏初心者の方にお勧めなので、お試しいただければと思います。

Bさん:徳永先生のアレンジ曲集の曲に取り組んでおられます。シンコペーションのリズム(この場合、十六分・八分・十六分音符がタイでつながっているもの)がやや重く感じたので、音の語尾の減衰を意識していただくようにお伝えしました。また、十六分・八分・十六分音符と八分音符×2がタイで繋がっているリズムの箇所で、最後の八分音符の発音のタイミングがわずかに早くなることがありました。1拍目の裏のリズムを引きずらないように気をつけましょう。無事、レッスン時間内に修正することができました。

Cさん:音の出し方がやや後追いになっていた(音の立ち上がりが小さい)のですが、どうやら無意識的に鼻から息が抜けているようでした。思いつく改善方法をいくつかお伝えし、ご自宅で試していただくことになりました。
適切な音量になるまでに少しタイムラグがあったり(音の立ち上がりが悪い)、音域や吹き吸いで音量にムラがあるなどの症状がある場合、鼻から息が抜けていないかチェックしていただくとよいかもしれません。鼻をつまんで音を鳴らした時とそうでないときの音量に差がある場合は、鼻から息が抜けている可能性があります。中には、低音域だけ、吸いだけ、という方もいらっしゃるので、いくつかの音で試してみられるのがよいかと思います。

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今日レッスンを受講された皆さん、お疲れ様でした!