発表会で気づいたこと

3年振りの発表会からちょうど1週間が経ちました。発表会の事後処理と通常のレッスンで本当に忙しい1週間でした。
発表会を振り返って気づいたことなどを記してみたいと思います。

  • 初出演の方が多く、また、経験者の方もほとんどの方が久しぶりの発表会だったにもかかわらず、大きな事故がほぼなかった。
    みなさん緊張されたとは思いますが、途中でロストして完全に演奏が止まってしまったり、著しく普段の実力が出せなかったという方がお一人もいらっしゃいませんでした。比較的みなさん落ち着いて演奏されていたのではないかと思います。
  • 譜面台をかなり高い位置にセッティングされている方がいらっしゃって、客席からお顔が見えにくかった。
    レッスンの時に譜面台の高さが気になった場合はお声がけをしているのですが、オンライン受講の方や、普段気にならなかった方も立って演奏されるときにかなり高い位置にセッティングされている事例がいくつかありました。
    普段から少し低めのセッティングに慣れておいていただくことが必要なのですが、首が折れないように気をつけてください。ハーモニカ奏者特有の猫背がヒントになると思います。
    ◆詳細はこちらの記事をご参照ください⇒「よい(?!)猫背
  • マイク乗りにやや個人差があった。
    ベテランの方はみなさんマイクワークを考えておられたり、音もしっかり出ておられる方がほとんどで気にならなかったのですが、高音域の音がやや小さいと感じる事例がありました。マイクワークを工夫したり、高音域の音を無理なくきれいに出すことができるよう取り組んでいくことが必要と感じました。
  • 難しいフレーズを吹くことよりシンプルなフレーズをしっかり演奏しようとされる方が多かった。
    もちろん難曲にチャレンジするのも素晴らしいことなのですが、今回はシンプルなメロディをいかに自分のスタイルで表現するかということを意識して臨まれた方が多かったです。難しいフレーズを演奏しなくても、立派な成長なのではないかと思いました。
  • 燃え尽き症候群の人がいない。
    1週間経って、出演された方の半分以上の方がレッスンに来られていますが、みなさん次の曲を決めて帰られています。また、後ろ向きな発言を聞くことは一切なく、みなさん「楽しかった」「出て良かった」とおっしゃっていました。

発表会直前から今日に至るまで、会員専用オープンチャット(掲示板のようなもの)へのコメントもかなり増えていて連日賑わっています。
状況が許せば11月にも対面でのイベントを行いたいと思います。引き続き、みんなでハーモニカを楽しんでいけたらと思います。ありがとうございました!