オススメ機材セット3つをご紹介!
最近、生徒さんの間でオーディオインターフェイスやスピーカーの導入を検討されている方が増えています。
「先生オススメの『北村サユリセット』を紹介して欲しい!」というご要望をいただいたので、タイプ別にチョイスしたものを紹介したいと思います。
オンラインレッスン環境を良くすることが主な目的で手元で操作できるタイプ(配信にも適)のセットAと、コスパ重視のセットBに加え、音質を重視したい方へのセットCを紹介したいと思います。
なお、いずれもループバック機能に対応したオーディオインターフェイスを選んでおり、オンラインレッスンのときにパソコンで伴奏を流しながら演奏することもできます。
また、一部を除き、iPadでも使用できる機種を選んでいます。
※オンラインレッスンでループバック機能を使用される際はこちらの記事もご参照ください。
⇒「ループバック機能は音声通話に使えるか??」
本記事では、主にポピュラー系クロマチックハーモニカ愛好家向けに、ほとんどのものがエントリーモデルでコストもかなり抑えたものを紹介していきます(特にA、B)。
あくまで私個人の意見で、個人レッスンでのサポートも考慮した選択となっていますので予めご了承ください。
セットA オンラインレッスン環境を良くしたい!(手元で快適操作&配信にも適)
オンラインレッスン環境の向上をメインに考えておられる方で、機器の操作を本体のつまみでなるべく行いたいという方に向いているセットです。
オーディオインターフェイスにはDAWソフト「Cubase AI」が付属するので、DTM(コンピュータを用いた楽曲制作)、宅録も可能です。
また、配信などに興味をお持ちの方にもオススメです。
オーディオインターフェイス:YAMAHA AG-03
パワードスピーカー:TASCAM VL-S3
ダイナミックマイク:Behringer XM8500 ※別途オススメあり
マイクケーブル:Hosa HMIC-005 1.5m
オーディオインターフェイスとスピーカーを繋ぐケーブル、パソコンとオーディオインターフェイスを繋ぐケーブルはそれぞれの機材に付属しているので、マイクケーブルのみ必要です。
マイクを良くしたい場合
ダイナミックマイクについては、ご予算が許す方、発表会を見据えた練習をされたい方は定番の「SHURE SM58」または「SHURE BETA58A」を強くお勧めします。後者の方が高音のマイク乗りがよいです。
iPadで使いたい場合
iPad等で使用することもできます。
その場合「Lightning-USBカメラアダプタ」が追加で必要になります。また外部電源としてUSB電源アダプターまたはバッテリーパックが必要となります(お手持ちのものでOK)。
また、iPad用音楽制作アプリ「Cubasis LE」が付属するので、iPadでのDTM、宅録も可能です。
ヘッドホンで使いたい場合
お手持ちのものでよいのですが、もし新たに購入される場合のオススメはこちらです。若干値が張ると感じられる方もいらっしゃるかも知れませんが、コスパはとてもいいと思います。音の出口は大事なので、スピーカーをお持ちの方も持っておいて損はないと個人的には思います。
モニターヘッドホン:AKG K240 STUDIO-Y3
セットB オンラインレッスン環境を良くしたい!(コスパ重視)
セット①のオーディオインターフェイスを「Steinberg UR12」に変更したセットです。
オーディオインターフェイスにスピーカーに接続するケーブルが付属していないので、RCAケーブルを追加しています(パソコンに接続するケーブルは付属しています)。
発表会を見据えた練習をされる場合は、セットAの「マイクを良くしたい場合」記載の機種をご検討ください。
セットC 宅録にチャレンジしたい!
基本的に、セットA、Bでも宅録やDTMはできますが、もう少し音質を重視したいという場合のセットを考えてみました。賛否両論出てくるとは思うので、あくまで個人の意見ということご了承ください。
ループバック機能も付いているので、オンラインレッスン環境も問題ありません。
オーディオインターフェイス:Steinberg UR22C
パワードスピーカー:YAMAHA MSP3
ヘッドホン:SONY MDR-7506
ダイナミックマイク:SHURE BETA58A
マイクケーブル:Hosa HMIC-005 1.5m
ケーブル:CANARE G03 3.0m(黒・赤)
私自身が宅録をはじめた頃は、だいたいこれくらいのグレードからはじめたと思います。
オーディオインターフェイスにCubaseは付属していますが下位版になるので、グレードは適宜上げていくことがお勧めです(Steinberg公式サイトからできます)。
オーディオインターフェイスとスピーカーをつなぐケーブルは左右1本ずつ必要です。配線をわかりやすくするため2色紹介していますが、同じ色でもよいです。
ヘッドホンはなくてもよいですが、確認用に持っておいてもよいかと思います。
あと、私は使ったことがないのですが、URシリーズのオーディオインターフェイスの上位機種としてUR-RTシリーズが出ています。
少し予算に余裕がある場合はこちらを選択されるのもよいかもしれません。ただし、こちらはiPad対応ではないので、両方で使用されたい方には不向きです。
以上、3つのタイプのセットを紹介してみました。
何度も言いますが、あくまで個人の意見ですので予めご了承くださいますようお願いいたします。
また、ご購入の際はお持ちの環境(パソコンなど)をよくご確認の上ご自身の責任においてお願いいたします。
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