上達を妨げる残念な思考

レッスンをしていて感じることなのですが、積極的に発表会やイベントに参加される方はやはり上達が早いです。その時点でできることを精一杯表現しようと努力できるからなのではないかと思います。
しかしながら、初心者のうちはどうしても恥じらいの心理が働いてしまい、人前に出ることをためらいがちになってしまう方も多いと思います。

よく「もうちょっと上手くなってからにします」という言葉をお聞きするのですが、”上手くなってから出る”のではなく、”上手くなるために出る”が正解だと私は思っています。
また、イベントに参加して見学だけであったとしても、その場に足を運ぶ、もしくはオンラインで繋がるだけでも、上達したいという意識はかなり高まるはずです。
まだ上手ではないから時間の無駄、と合理的思考に走ってしまうことは、とても勿体ないことだと私は思っています。

とは言え、ハーモニカや音楽の楽しみ方は人それぞれであってよいと考えています。社会人の趣味なので、精神的に辛い思いをしてまでがんばる必要もありません。
なので、上達してから参加するという考えも尊重しています。
ただ、少しでも早く上達したいと考えておられる場合は、羞恥心と合理主義は捨てて、積極的に参加した方がよいと思います。多少ミスをしたとしても、みんなが知ってるような質問をしたとしても、案外本人が気にしているほどまわりは気にしていないものです。

私も、初心者の頃から積極的に発表会やいろんなイベントに参加したり演奏してきました。数々の失敗もあります。
11月6日のYouTubeライブ配信では、リスナーさんから「初ステージのエピソードを教えてください」というリクエストをいただいたので、コンテストの大失敗など、今だから笑って話せることもお話ししたいと思います。


11月6日(金)20:30〜(※配信終了後はアーカイブをご覧いただくことができます。)
配信URL:https://youtu.be/pQVNEdXVMh4