新川学びの森交流館「クロマティックハーモニカの調べ」コンサート

2月16日、富山県魚津市にある「新川学びの森交流館」での「クロマティックハーモニカの調べ」コンサートを観に行ってきました。
毎年2月頃に「池辺晋一郎のゆかいなクラシック講座」という催しが毎回いろんなゲスト演奏者を招いて開催されているそうで、今年は和谷泰扶先生でした。今回で18回目になるとか。

池辺晋一郎さん作曲の「ハーモニカは笑い、そして沸騰する」という曲をはじめ、アンコールを含めて6曲を、ハーモニカソロや、案内人でピアニストの大野由加さんとのデュオで演奏されました。

同会場はもともと洗足学園の短期大学部だった建物でした。ホールは半円状でキャパ100名ちょっとと小規模なので、演奏者との距離がとても近く、完全ノンマイクでの迫力ある演奏を目の前で楽しむことができました。
池辺さん作曲の曲はとても難しそうで、私と同行の愛好家さんは「ひえ〜」という感じで聴いていたのですが、クロマチックハーモニカのことをご存知ない方にはあの難しさは伝わらないであろう、高度すぎる演奏技術ですごかったです、、。

他の曲は、「ラプソディ・イン・ブルー」「トレド」など、クラシック系クロマチックハーモニカのコンサートで聴いたことがあるかも?!という選曲が多かったように思います。
アップテンポな曲が多かった中、「『シンドラーのリスト』テーマ曲」はスローなテンポでしたが、美しい音色とすばらしい表現力で演奏されていて特に感動しました。

アンコールも含め2時間弱のうち、演奏が6曲、その他はトークタイムでした。池辺さんの軽快なトーク(若干親父ギャグあり、笑)と和谷先生のハーモニカの話なども楽しかったです。

今回、なぜ富山まで行くことができたかというと、ご存知の方も多いかもしれませんが私は中高時代を魚津市で過ごしており、今も実家が市内にあるからでした。
当日のレッスンの都合をつけることができて、先月中学受験を無事終えた娘を連れ、帰省も兼ねて聴きに行くことができて本当にラッキーでした。実家に一泊し、帰りは娘と金沢観光を楽しむこともできました。

池辺晋一郎さんが今回のために作曲された「ハーモニカは笑い、そして沸騰する」は、東京での演奏をYouTubeで視聴することができます。
トークの中で「楽譜も販売するかも?!」とのことでしたが、一体誰がチャレンジするのかとっても気になります(笑)。

なお、来年の「池辺晋一郎のゆかいなクラシック講座」の開催も決定しているそうです。内容は未定とのことですが、是非ともお近くの方はチェックしておいてください。

※2枚の画像は、当日スタッフをされていた方から許可をいただいて掲載させていただいています。ありがとうございました。