穴番号を統一する
昨日レッスンに来られた生徒さんの話です。
ある楽曲を演奏されていたのですが、「ドドドドシラ」という八分音符の続くフレーズを演奏される際、最初のドだけ8吹きで鳴らし、その後は何故か替え指(8吸いレバー)で鳴らされていました。
客観的に聴くととても不自然で、どちらかに統一していただくようにお伝えしました。
スタジオの設備で録音して客観的に聴いてもらったのですが、聴くとすぐに納得されていた様子です。
この例はかなり極端ではありますが、私もときどきワンフレーズ内で同じ音を違う穴番号(替え指や、ドの場合は4番と5番など)で演奏しても大丈夫かどうか、ちょっと悩むことがあります。
速いフレーズで一瞬ならわからないことが多いので、レガートさや吹きやすさ重視で選ぶこともあります。
あと、アンサンブルなど大勢で演奏する場合は統一しておくことも必要ではないかと思います。
以前にも似た内容のことを書いたかと思いますが、昨日実際あったことなので記してみました。
一人で練習されている方は、録音して演奏を客観的に聴いてみられるとよいかもしれません。
注) レッスンに通われている方は、先生のご指導の下で練習に励んでください。独学の方におかれましても、あくまで参考とし、ご自身にあった方法で練習を進めてくださいますよう、お願いいたします。