これ以上無理!限界を感じたときに・・・
先日のレッスンで、「先生、これ以上このフレーズのテンポを上げることができません!」とおっしゃる方がいらっしゃいました。
ややテンポの速い、十六分音符を中心とした細かな動きを必要とするフレーズです。
テンポを上げようとすると細かいにごり(意図せず重音になる)が出てしまいます。
このとき生徒さんにお伝えしたことを箇条書きにしてみました。
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・フォームや持ち方(肘の位置など)の見なおしをし、ローリングがしやすい持ち方にする。
・ゆっくり動かして動きを確認し、無駄な動きやブレがないかチェックする。(できれば、大きな鏡の前で行うのがベスト)
・吹き吸いのレスポンスを速くする、お腹で吹き吸いをする。(上級者に関しては例外もあるかもしれませんが、基本的に吹き吸いはお腹でと考えておいてよいかと思います。)
・手首を柔らかくし、自然に連動して動く感じにする。
・上記を踏まえ、スケールなどテンポを落として取り組んでみるのもよい。
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この箇条書きは、いつもレッスン後にお送りしている振り返りメールにも添付しておきました。
次のレッスンで同じフレーズを演奏していただくと、かなり音のにごりが解消し、動きも自然になっておられました。
もしよろしければ参考にしていただければ幸いです。
注) レッスンに通われている方は、先生のご指導の下で練習に励んでください。独学の方におかれましても、あくまで参考とし、ご自身にあった方法で練習を進めてくださいますよう、お願いいたします。