バックアップの取り方を考える

先日、自宅のiMac(apple製のパソコン)の調子が悪くなり、ほとんど使用不能の状態になりました。
はっきりした原因はわからないのですが、かなりヘヴィな使い方をしているため、何かの拍子に壊れたデータができて、それが原因ではないかとのことでした。

ところで、私のiMacは、大きく分けると主に「レッスンの仕事」と「趣味と仕事が入り交じったDTM(パソコンで音楽制作をすること)」で使っています。

レッスンの方は、烏丸スタジオのMac Book Air(ノートパソコン)やiPhone(スマートホン)と同期が取れるようになっていて、どこにいても生徒さんの履歴や使用するデータにアクセスすることができます。
iCloud Driveというappleのクラウドサービス(ウェブ上のスペースにデータを保存する)を利用していて、データを追加、変更するとそれぞれの端末全てにリアルタイムで反映されます。

一方、DTMの方は外で作業することもなくデータもとても多いので、iMacからしかアクセスすることができません。
iMacのデータはほぼ全て外付けHDDにバックアップを取っているのですが、今回、何らかの原因でそのデータを戻すことができなくなりました。
仕事で使うデータはiCloud Driveから戻すことができたのですが、DTMのデータは戻すことができません。
幸い、appleのサポートセンターで対応してもらい事なきを得たのですが、ちょっと心配になってきました。
(例えば、考えたくはないですが、雷が近所に落ちるなどしてiMacと外付けHDDの両方が同時に死んだ場合はおしまいです…。)

そこで今回、新たにgoogleのクラウドサービスにも申し込み、DTMで使うデータのほとんどに対してバックアップを取ることにしました。
これで、ほぼ全てのデータがいずれかのクラウドサービスにも保存されることになり、外付けHDDと二重のバックアップが取れたことになります。

 仕事のデータ:iCloud Driveと外付けHDDにバックアップ
 DTMのデータ:googleドライブと外付けHDDにバックアップ


以前はUSBメモリに保存したりもしていたのですが、ある日エラーで読み込まなくなったことがあり、やめました。
知り合いのミュージシャンで、データの復元に30万円を専門業者に支払ったという本当に恐ろしい話も聞いたことがあるので、読者のみなさんもデータの保存には気をつけてください。

というわけで、データのバックアップについて記してみました。参考にしていただければ幸いです。