吸音材の導入 2

前回の記事で、壁に吸音材を貼った様子を記事にしました。
今回は自宅音楽室にあるアップライトピアノへの吸音材の導入について記したいと思います。
もともと自宅音楽室は家を建てるときに防音仕様にしたものの、ハーモニカを想定してのことだったので、ピアノの音はそれなりに家の外へ漏れていました。
壁伝いに漏れていることがわかったので、画像のような厚手の綿のようなタイプの吸音材を、ピアノの背面と壁に接している片側の側面に挟む形でセッティング。

大きさは、画像のもので約1m×1mでした。数枚購入してカットしたのですが、厚さが5cmあるので切るのがすごくたいへんでした。
あと、綿のような素材でできておりコーティングはされていないので、少しひっかけてしまうとすぐに表面の滑らかさが損なわれるという欠点があります。
肝心の吸音効果ですが、うちのピアノにはすごく効果がありました。家の外への音漏れは1/3〜1/4くらいに軽減され、外がよほど静かでないとわからないレベルになりました。
音量自体は、同じ部屋にいる限りでは少し響きが弱くなって小さくなったかな、というレベルなのですが、このピアノを弾き慣れた娘には少し物足りなくなった様でした。(フォルテになりすぎないように気をつければ、すぐに慣れるレベルかなと思います。)
この商品はモノタロウで購入しました。吸音材としては比較的安価なのではないかと思います。
表面が綿状で扱いにくいですが、場所と用途を選べば使えるかな?!と思いました。
※うちの場合、部屋自体がもともと防音室なので、一般的な部屋に導入された場合の効果は不明です。導入される場合はその点を踏まえた上でお願いします。