【クロマチックハーモニカ入門#001】クロマチックハーモニカとは
私が、主に初心者の生徒さんのレッスンをするときに見ている箇条書きのメモを、こちらで公開できるようにまとめてみました。
これから、1項目ずつ公開していく予定です。せっかくなので、「咥え方」の項あたりから入門用の課題(8小節程度)も公開したいと思います。
これからはじめられる方は入門テキストとして、経験者の方には復習教材として参考にしていただければ幸いです。
クロマチックハーモニカとは
特徴
クロマチック(クロマティック)は「半音階」という意味があり、ピアノでいう黒鍵の音も出すことができます。つまり、1本のハーモニカで12音*全ての音が出ますので、童謡からポピュラー、ジャズの曲まで幅広いジャンルの曲を演奏することが出来ます。
*:ドレミファソラシに半音階の音を加えた12音。
音域
クロマチックハーモニカには、10,12,14,16穴モデルの機種があります。それぞれの音域は下記の通りです。12,16穴モデルが一般的です。
12穴は3オクターブ*+2音、16穴は4オクターブ*+2音出ます。
*:「オクターブ」とは、ある音から完全八度離れている音のこと。「ド」を基準にした場合、一つ上もしくは一つ下の「ド」を指します。
※音域については、「穴番号」の項でも触れます。