東京研修旅行・その4「低音が出にくいかたに、、」
東京滞在2日目の午後は、田中光栄先生のレッスンを2コマ受講してきました。
ここしばらくは、年に1回はお世話になっています。本当にありがとうございます。
そこでお聞きしたのですが、低音が出にくい方に教室でよく試しておられるのが、座った状態で両足を上げて低音を鳴らしていただくという方法だそうです。
スポーツをされる方はご存知の方も多いと思いますが、人は基本的に複数箇所に力を入れることがしにくいと言われています。
口や喉のあたりに不要な力が入っている方には、足を上げることでお腹に力が入った状態を半ば強制的に作り出すことで、口や喉の力みを取るということらしいです。
あと、お腹に力が入ることで腹式呼吸の時の腰で支えるような状態を作り出しやすいのではないかとも思いました。
足を上げたときに、しっかりと腹筋を使って足を上げることがポイントです。
初心者の生徒さんに試していただき、足を上げたときの方が、鳴りにくかった2番吸いの音が少し出しやすくなりました。
よろしければ参考になさってください。
注) レッスンに通われている方は、先生のご指導の下で練習に励んでください。独学の方におかれましても、あくまで参考とし、ご自身にあった方法で練習を進めてくださいますよう、お願いいたします。