東京研修旅行・その3「肘は固定するか?」
東京でトレーニングを受けたときに、もう一つ新たなことがわかりました。
それは、穴番号の移動の時に楽器を動かす方法についてです。
ハーモニカを構えた状態から、唇に接したまま弧を描くように動かすと思いますが、そのとき肘の位置はだいたい同じ位置のままという方が多いと思います。
(動かし方の基礎がわからない方はこちらをご参照ください⇒「ハーモニカの動かし方」)
基本的には、肘を始点に動かした方がローリングさせやすいですし、ブレにくいと思います。
ただ、身体特性によっては、肘を固定させるということ自体が向いていないタイプもあるのだとか。私はばっちりこのタイプでした。
私のタイプですと、本当は肘が自由に動いた方が、よりよいパフォーマンスを発揮できるらしいです。
肘が動くとぶれやすくなりそうなので、それをどううまくコントロールするかが課題かもしれませんが、これから研究していきたいです。
ちなみに、その理論によると、肘が動いた方がよいのはAタイプとBタイプのうちのBタイプの方で、人種や性別に関係なく割合としては全人類の約半分とのことでした。
(※あくまで、その理論によればの話です。)
基本的には、安定した立ち方や座り方ができていれば、自ずと動きやすい方法で演奏することができるらしいです。
ただ、「肘は固定して」と強くイメージしていると本来の動きを阻害してしまうこともあると思うので、まずは土台を安定させ、フォームに関する固定概念をあまり強く持ちすぎないで演奏してみるのがよいのかもしれません。
よろしければ参考になさってください。
注) レッスンに通われている方は、先生のご指導の下で練習に励んでください。独学の方におかれましても、あくまで参考とし、ご自身にあった方法で練習を進めてくださいますよう、お願いいたします。