クロス配列とストレート配列の画像(追記あり)

実は、少し前にファビュラス(スズキ楽器)のストレート配列モデル(F-48S)を入手しました(該当記事)。
すでに所持していたクロス配列モデル(F-48C)も含めて、2台のマウスピースのお掃除をしたついでに、写真を撮っておくことにしました。

画像のそれぞれ、上がクロス配列、下がストレート配列です。
もうご存知の方も多いと思いますが、クロス配列(ロングストローク)は画像の通り穴(マウスピースではなくその奥の)がストレート配列(ショートストローク)に比べて大きいのですが、その分スライドレバーを押すときの押し込みがストレート配列の約倍ほど必要になります。
マウスピース、スライドレバーは画像の様な違いが見られます。楽器本体をマウスピースを上に向けた状態で上から覗くと、穴の大きさの違いと、そしてスライドレバーを押さない状態のときに空いている穴の配置が違うことがよくわかると思います。
知っている人には当たり前かもしれませんが、どちらかの機種しか持っておられない方には伝わりづらいと思うので、画像を参考にしていただければ幸いです。

(追記)
先日、のんさんと女子会をした際にこの2機種を吹き比べていただいたのですが、明らかにクロス配列の方が音が大きかったですし、私が吹いたときもそうでした。
音量は機種や楽器の気密性なども大きく影響するのですが、今回は同じファビュラスですし、気密性の製品差はほとんどないと言ってよい状態だと思うので、音量に差が出たのは穴が大きいからかなと思います。

ちなみに、なぜこの高級機種を2台も所持しようと思ったかと言いますと、一言で言ってしまえば自分自身にどちらが向いているのかを知りたかったということになります。
試奏なども何度もさせていただいたのですが、やはり自分のものとして何ヶ月も向き合わないとわからないという結論に達したので。今は、F-48Sの方を毎日吹いてエイジング(って言うのかなぁ??)をしているところです。

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