やっぱり、ロングトーン?!
ある60歳代女性の生徒さん、音が細いことが長年の悩みとのことで以前よりロングトーンをお勧めしていたのですが、これまでどうしても曲練習を優先されてロングトーンはレッスンの時だけになっていました。
先日の記事「毎日のロングトーン」の事例をお話しし、1日3分続けてもらうことにしました。
2週間後レッスンに来られると、少し音が大きくなっておられました。無理してではなく自然に大きい音が出せているようで、ご本人も何となく気づいておられた様子。
これからも続けます、とおっしゃっていました。
個人的には、ある程度しっかり音が出せるようになれば、スケールなど他の練習でもロングトーンと同じ様な効果はある程度得ることができるのではないかとも考えているのですが、私もときどき録音の直前にロングトーンを少し練習してから録ることが最近はあります。
心なしか、ダイナミクスが無理なくつけられるような気がしています。
ご参考までに!
ご注意)ロングトーンやその他の練習は、正しい方法で取り組むことではじめて成果が出ますので、レッスンに通っておられる方は先生の指示に従い、毎回守れているかどうかをしっかり確認しながら練習を進めてください。
また、すでにある程度しっかり音を出すことのできておられる方は、この練習が必要かどうか先生に判断していただくなどされることをおすすめします。