タイプ別腹式呼吸の傾向
以前、クロマチック・ハーモニカの構え方がタイプによって斜めか水平か違いがあるということを記しました。
この記事は大変ご好評をいただき、SNSの方ではたくさんの方からコメントをいただくなどしました。
実は、同じチェックで、呼吸の傾向の違いも判別することができます。(一つの説として)
呼吸の傾向というのは、特に吸い音を鳴らすときにわかりやすいのですが、主に背中側に息を溜めるイメージを持つか、お腹側に息を溜めるイメージを持つか違いがあるそうです。
構え方のときと同じチェック方法ですが、再度記しておきます。
・腰幅に立ちます。
・右腕を肩の高さで真っ直ぐ前へ伸ばして手のひらを下に向け、右足を右手のひらに向けて真上へ蹴り上げます。
・次に、左腕を同じく伸ばして手のひらを下に向け、右足を左手のひらに向けて斜め上に蹴り上げます。
※くれぐれも転倒などにはお気を付けください。
どちらがスムーズな動きでできたでしょうか?もしくは、どちらが高く足を蹴り上げることができたでしょうか?
わかりにくい場合は、逆の足でも行ってみてください。
真上へ蹴り上げる方がスムーズな場合
⇒吸い音を鳴らすとき、主に背中側に息を溜めるイメージを持つと腹式呼吸がしやすいです
斜め上へ蹴り上げる方がスムーズな場合
⇒吸い音を鳴らすとき、主にお腹側に息を溜めるイメージを持つと腹式呼吸がしやすいです
もちろん、基本的にはタイプに関係なくお腹と背中両方を使うのですが、動きやすい方のイメージを持つことでより腹式呼吸がしやすくなるのではないでしょうか。
あくまでご自身の感覚を大切にしていただきたいのですが、参考にしていただければ幸いです。
以上、ご参考までに。
注) レッスンに通われている方は、先生のご指導の下で練習に励んでください。独学の方におかれましても、あくまで参考とし、ご自身にあった方法で練習を進めてくださいますよう、お願いいたします。