練習のダウンサイジング
先日、アドリブのウェブレッスンでお世話になっている斉藤先生から、練習のダウンサイジングをするというアドバイスをいただきました。「北村さんくらいになってきたら、練習は短くして効率よくすることを考えた方がいいよ」とのこと。
練習時間を確保することは必死に考えても、短くするという発想はほとんどなかったので少し驚きでした。
人が集中できる時間は33分33秒とのことで、これまで1時間で組んでいた内容を30分に短縮することに。
(あとで調べると「33分33秒の法則」というものがあるということがわかりました)
今まで15分ずつやっていたスケール、オルタード(または、フレーズ)などの練習は5分ずつにし、それらを課題曲のキーやコード進行にあわせるように変更しました。残りはその課題曲でアドリブです。
このあと、紅茶を数口飲んで、連続で時間の取れるときははさらに30分もしくはプラスアルファ、他の曲などの練習をします。
練習のダウンサイジングという発想がとても驚きだったので記してみました。
2週間近く実践していますが、確かに1つの練習が5分と思うとかなり集中できます。もうちょっとやりたかったな、と思える間に次の練習に入るのでダラダラとすることもなくなりました。
単に短くするのではなく、内容を課題曲のキー、コード進行に設定するというのも大きなポイントのようです。基礎練習を独立したものととらえずに、ゴール(課題曲)に向かうための道のりととらえます。
ただし、初心者の方はたくさんハーモニカに触れ、いろんなキーに慣れておくことも必要かと思いますので、あくまで中級者以上の方対象と考えてください。
ご自身にあった内容で日々練習に取り組んでみられてください。
注) レッスンに通われている方は、先生のご指導の下で練習に励んでください。独学の方におかれましても、あくまで参考とし、ご自身にあった方法で練習を進めてくださいますよう、お願いいたします。