プレート交換(追記あり)

IMG_1351(末尾に追記あり!!)

先日記していた、ファビュラスのリードプレートが届きました。
さっそく交換して吹いてみたのですが、あれ?!チューニングが甘いなぁ、と…。
推測なのですが、今回はリードプレートのみの購入なので、工場見学の時に見た自動チューニングマシン(勝手に命名)で調整はされていても、組み立てた後の職人さんの手によるチェックと微調整がなされていないのではないかと思います。(本体を買っていないので当然と言えば当然)
と言うわけで、組み立てての微調整は自分でしました。
リードは根元を削る(ピッチを下げる)と劣化しやすいそうで、そのため数セント低めになっているリードが多かったです。(つまり、先を削って調整できるようにしてあるそうです。) 
IMG_1359かなり時間と労力はかかりましたが、3万円で十数万円のファビュラスの予備ができるのですし、贅沢は言えません(笑)。 
今まで、HOHNERのスーパー64を何台も買ってパーツを取っ替え引っ替えした経験から、パーツ交換をするとよほど運が良くない限り前の状態よりよくなることはあまりなく、どちらかというと気密性が下がるなどして鳴りが悪くなる印象でした。
ファビュラスに関しては、価格帯の違いなのか、国産の丁寧な作りのおかげなのか、はたまた金属ボディのおかげなのか…、プレート交換後も鳴りが悪くなるといったことは全くありません。
ただ、当然のことながらリードはこなれていないので、これからしっかりと吹き込んでリードを育てていかなければならないとは思っています。
もう1台買う必要がなくなったのでとても助かりました。
ただし、ライブ中に突然不具合が起きたときは対応ができないので、予備のシリウスを1台持っています。
ご参考までに!

【追記】
スズキ楽器さんへ工場見学に行った際に、プレートのみの販売でも、本体にセットした上でチューニングをされているということをお聞きしました。また、ハーモニカについては自動チューニングマシンは使わず、1本1本人の手でチューニングされているそうです。
チューニングはタングブロックで行っているとのことなので、パッカーの場合は数セント低く出ることと、チューニングは±数セントの範囲で行っておられるとのことでした。