交換用リードについてまとめてみた
HOHNERとスズキ楽器のクロマチック・ハーモニカの交換用リードについて、わかる範囲でまとめてみました。HOHNERについてはT先生に、スズキ楽器については本社の担当者様にお聞きしました。
●HOHNER
シルバーコンチェルトなど高級機種を除くと、現状3パターン(Super64用、270用、270用ロング)あるそうです。ちなみに、シルバーコンチェルトは他のリードと厚みが他と違っていて少し厚い仕様になっているそうです(これは別方面からの情報、アマデウスについては未確認です)。
Super 64シリーズ、クロモニカ280:Super64用になりますが、7番以降(高音)の幅がある年以降細くなりました。古い機種をお持ちの方は注意が必要。それを除けば、基本的にどの年代の機種でもSuper64用で対応できるそうです。
クロモニカ270:ロングとロングでない方(スタンダード?!)の2パターンあるらしいです。
ハードボッパー、メロトーン:もともとは270用ロングだったようですが、ある時期からスタンダードに変わったのだとか。
CXシリーズ:Super64用に合うものもけっこうあるそうですが、そうでないものもあり、これも年代で仕様が違うようです。
HONERについては、Super64以外は製造時期での仕様の違いがかなりあるようです。T先生が修理される際は、現物を見てあうもので対応されているそうで、今回の質問に対しては「あくまでわかる範囲での回答」とおっしゃっていました。
●スズキ楽器
クロマチックハーモニカの材質はすべて「リン青銅」、リード形状(厚み、長さ)の違いは2種類あるそうです。製造時期による違いはないとのことでした。
Aタイプ・・・SCXシリーズ(SCX-48、SCX-56、SCX-64)
Bタイプ・・・ファビュラスシリーズ、シリウスシリーズ、グレゴアモデル
※リードプレートはファビュラスシリーズと他のモデルで異なる。
こちらはとてもわかりやすいです。今のところスズキ楽器さんのハーモニカは本社へ修理依頼していますが、大事な楽器のことなので知っておくに越したことはないと思います。
他にも情報お持ちの方いらっしゃいましたら教えてください。
以上、ご参考まで。