蛙の如く(喉を開くには?)

喉を開くときの表現はいろいろあると思うのですが、東京へ行ったときに光栄先生から教わったことをもう一つ記しておきたいと思います。
それは、顎の骨に囲まれた顎の下の柔らかい部分を、舌の根元で押し下げるようにするということです。
教わったとき私はすぐできたのですが、何人かの生徒さんに試してもらったところ、すぐできる方とそうでない方にわかれてくるようです。しかしながら、わかる人にはよくわかるという表現らしく、なるほどと納得して帰られる方も複数いらっしゃいました。
うまくできると、鏡で見たときに顎の下から喉にかけて少し膨らんで見え、喉が開いた感覚をつかむことができます。

この話を介護福祉士をされている生徒さんにお伝えすると、利用者さんの嚥下の補助として、この部分を指で軽く押すことがあるそうです。ST(言語聴覚士)さんから教えてもらわれたそう。実際自分でやってみると、なるほど、この部分は喉の開きに関わってくるということがよくわかりました。

顎の下が膨らむ様子は、蛙ほどではありませんが、蛙がゲコゲコ鳴いているときの様子を連想させます。ただし、蛙はたぶん空気で膨らませていると思うのですが、この場合は舌を押し下げることがポイントです。
(ちなみに、蛙というのは勝手に私が名付けました、、。) 
よろしければ、参考になさってください。

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注意!!) 上記内容は、私の生徒さんへのレッスン経験と事例等に基づいて記しておりますがあくまで私個人の意見ですので、教室に通われている方は先生のご指導のもと練習に励んでください。独学の方はご自身で判断の上、練習は無理のないようにお願いします。