メトロノームの設定(BOSS DB-90,60)
生徒さんから、ちょくちょくメトロノームの設定に関するご質問をいただきます。
BOSS DB-90または60の、オレンジ色のつまみ(60の場合は液晶画面下の5つのボタン)の設定方法に関するものが多いです。
当教室で使用している、「リズムトレーニング」教本にも対応させておきました。
※DB-60をお持ちの場合は、以下の画像の液晶画面下のオレンジのつまみの左から5つを、DB-60の液晶画面下のボタンだと思ってください。
”画像のオレンジのつまみが上”=”ボタンを押して音量を大きくした状態” です。
最下段にトラブルシューティングも用意しました。上手く設定できないときはそちらもご参照ください。
注)以下は、八分の○拍子といったものや、変拍子には当てはまらなかったり別途コツのいる場合もありますのでご了承ください。
八分音符主体の曲やスケール練習などにオススメの設定は↓
1拍で「キコ」と鳴ります。リズムトレーニング教材をご購入くださった方は、テキスト中の「キコ」はこの設定です。アクセント(4拍子〔beat〕の場合4回に1回「ピ」と鳴る)を消すときは、左端のつまみを下げてください。
上の設定に慣れてきて、スケール練習をしながらリズム練習もしたい場合は、左から2つ目のつまみを下げて表を消して吹いてみるのもよいかもしれません。
次に、十六分音符のシンコペーションやリズムトレーニング教材の「キコッコ」設定にしたいときは↓
アクセント(4拍子〔beat〕の場合4回に1回「ピ」と鳴る)を消すときは、左端のつまみを下げてください。
十六分音符を基礎からみっちり練習される場合は、左から3つ目のつまみを上げておくと「キコカコ」と鳴り、上手く使えばよい練習になります。
十六分音符の更に高度な練習をされる場合や、リズムトレーニング教材の「ピコッコ」設定にされる場合↓
他に便利機能として、曲のテンポを調べる「TAP」ボタンがあります。
テンポを調べたい曲等を流しながら、手拍子をするようにこのボタンを押すと、押したタイミングでテンポが表示されます。よほどややこしい曲でなければ、たいていこれでおおよそのテンポがわかります。
トラブルシューティング
・ドラムの音がする
→画面右上に「PATTERN」と出ていると思います。その場合、「BEAT/PATTERN」ボタンを押して表示を「BEAT」に変更してください。また、BEATの横の小さな数字が、練習される譜面の拍子と同じになっているかご確認ください。4拍子のときは「4」、3拍子のときは「3」です。「BEAT」ボタン押下で画面の「BEAT」が点滅するので、その状態でオレンジの丸(60の場合は右下の上下ボタン)をまわして設定します。設定を終えたらすぐに「TEMPO」ボタンを押しておきます。
・上の設定をしても「キコ」等に聞こえない(90のみ)
→「VOICE」ボタン押下で画面の「VOICE」が点滅するので、その状態でオレンジの丸をまわして画面左の数字を「2」に設定します。設定を終えたらすぐに「TEMPO」ボタンを押しておきます。
・画面が変な表示になっている
→とりあえず「TEMPO」ボタンを押します。それで戻らなければ、電池が減っていないか等調べます。一度アダプタ、または電池を抜いてしばらく放置してから電源を入れてみても直ることがあります。
・音が全くでない
→ボリューム(「VOL」)がゼロになっていないか確認してください。また、「MUTE」(ミュート)と画面に表示されていないかも確認します。表示があれば「MUTE」ボタンを一度押して消します。