この時期になると思い出す曲

先のバンド発表会2日目、共演させていただいたギター教室の生徒さんと控えで話していたときのこと。
前回の発表会のときに私がサポートヴォーカルで中島みゆきさんの「糸」を歌ったことを覚えてくださっていたようで、この曲はとても好きです、とのこと。
みゆきさんの曲と言えば…ということで、この時期(年の瀬)になるといつも「ホームにて」を思い出すとのことでした。
この曲は、一言で表現するとすれば、都会に住みながらふるさとに思いを馳せるという曲。
その方は、長崎県対馬のお生まれとのことで、毎年この時期になると今年も帰れなかったなぁと、この曲を思い出すのだとか。
生まれた街に住んでいる私はこの曲に対してそういう想いをいだいたことがなかったので、その方の話を聞いてなんだかじーんときてしまいました。(録音する前に聞きたかったなぁ、、。)

「涙の数 ため息の数 溜ってゆく空色のキップ
ネオンライトでは 燃やせない ふるさと行きの乗車券
たそがれには 彷徨う街に 心は 今夜も ホームに たたずんでいる
ネオンライトでは 燃やせない ふるさと行きの乗車券」

でも、私のように帰りたいふるさとのない人でも、誰しもいだくことのある心境なのではないかな?!とも思います。(原曲もそういう意味を含めてあるのかも?!しれません。)

今年も、関東方面だと思いますが、この曲がラジオのCMソングに使われているようです。
以前の音源ですが、ハーモニカでの演奏を添付しておきます。よかったらまたお聴きいただければ幸いです。