ピアノのお引っ越し

娘が6歳の頃にアップライトピアノを我が家にお迎えして以来、13年間私の音楽室に置いていました。

娘は中学受験の頃もピアノを辞めることなく続けていましたが、高校に入ってからドラムと作曲の方に興味が移ったことや、ハーモニカ教室のレッスンが増えて音楽室を使えない時間が多くなったこともあり、ピアノを弾く機会がここ数年はほとんどなくなってしまいました。

大学生になり、作曲に特化したキーボードが欲しいということで、アップライトピアノを手放すことにしました。

ピアノは当時中古で購入したものでしたが、1970年代に作られた質のよいものだったそうです。また、ほぼ毎年調律師さんに調整もしていただいていて状態も良好とのこと。
購入時からお世話になっていた調律師さんを経由して、音楽高校を目指す中学生の元へお引っ越しすることに決まりました。

音楽室は、防音仕様になっているもののピアノを入れる計画がなかったため扉が小さく、クレーンを使って窓から搬出するしか方法がないようです。
机以外の全ての家具や荷物を隣の廊下と脱衣所に避難させての作業となりました。

クレーンがあるとは言え、持ち上げるのは想像がつかない重さ。屈強な男性スタッフお二人だけで搬出作業をされていました。

ピアノがあったところにスペースができました。
6畳の部屋に大きな昇降デスクや本棚、機材を置いていたのでかなり部屋が狭かったのですが、かなり余裕ができました。

ピアノには感謝しつつも、私自身ピアノは全くできないですし娘もほとんど弾かなくなってしまっていて、部屋が狭い状態に何となくもやっとはしていました。
これで、発表会前のデュオやトリオのレッスンもストレスなくできそうです。

ピアノにとっても、熱心な中学生にお迎えしてもらってこれからは毎日弾いてもらえるでしょう。お互いにとってよかったのかなと思います。

最後は、娘と一緒にお見送りをしました。

ちなみに、近年はピアノが売れにくくなっているらしいです。
大きな理由として、これまで最大の輸出先だった中国での教育の政策変更があるとのこと。
以前はピアノができると成績上有利になるらしく富裕層を中心にピアノを習う子どもが多かったそうですが、政策の変更で優遇?!がなくなったためピアノを習う子どもが激減したのだとか。

我が家の場合、調律師さんのおかげで京都市内(しかも比較的ご近所)の方にお譲りすることができましたが、一般的な業者さんに引き取ってもらう場合はかなり厳しい金額になるようでした。
ピアノをお迎えした13年前とは事情が変わっていることに驚きました。

翌日からレッスンがあり、自宅に通学される方もいらっしゃるため、夕方に搬出が終わった後は家具や荷物を部屋に戻す作業を急ピッチで行いました。
なかなか大変でしたが、何とか終えることができて一安心でした。

家具の配置思い切って変えてみました。
気持ちも新たに、これからも精進したいと思います。