【しあわせ音楽ライフ♪】習慣化3つのコツ! #016
ハーモニカはもちろん、全ての楽器愛好家の方に向けて、趣味の音楽で幸せになるための方法や考え方についてお伝えしています。
みなさんの音楽生活をより楽しく充実したものにして、楽器演奏を通じて幸せになっていただけるヒントを提供するコンテンツ作りを目指しています。
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習慣化3つのコツ #016
今回は、楽器などの練習を習慣化させて無理なく上達できるようになる3つのコツについてお話したいと思います。
①プランA~Cを用意する
まず、何かを習慣化させようと思って最初に躓きやすいのは、帰宅が遅くなるなどして決めていたことができなかったときに、続けようと思っていたことが途切れてしまうことだと思います。
十分に時間の取れる日もあれば、忙しくて帰宅が遅くなったり、体力的に厳しい日もあると思います。そういった場合を想定し、練習にいくつかのプラン(3つほど、プランA~C)を用意しおくことをお勧めします。
例えば、休日などで十分時間の取れる日はプランA、基礎練習からはじまり曲練習までじっくり取り組むことのできる練習メニューを決めておきます。忙しくて何もできない日はプランC、楽器を持つだけでも十分なので、例えばハーモニカであれば3分だけロングトーンの練習をするなどでしょうか。音を出すことが難しい状況が考えられる場合は、音を出さないで短時間でできるメニュー(譜読みやリズムトレーニング、指を使う楽器であれば指のトレーニング等々)を考えておくのもよいかと思います。
そして、プランAとCの中間としてプランBも考えておきましょう。
忙しかったり疲れているなどしてほとんど練習ができなかったとしても、プランCだけでも練習をすることで「今日も練習ができた」と思うことができ、気持ちが前向きになります。毎日続けている練習記録が途切れることもなくなるので、翌日以降にプランAやBの練習に戻りやすくなります。週末だけ練習をするという場合も、週末の状況に合わせてプランA~Cのいずれかに取り組むようにし、練習ゼロの週末をなるべく作らないようにするとよいです。
②意義を考える
特に基礎練習で重要になってくると思うのですが、この練習を行うことでどういう効果があるのか、この練習から何を得たいのかという意義を理解しておくことも重要だと思います。
また、その意義が自分にとってプラスになることなのか、自分自身が目指すものなのかを理解し納得した上で取り組むのがよいです。巷でよいとされている練習でも、得られる効果が自分にとって必要でないものであれば無理にしなくてもいいと思います。自分目線で選んだ練習を続けるのが効果的な練習だと思います。
③今の自分を受け入れる
練習は、現状の自分を認め受け入れながら、更なる高みを目指すために行うものであるということを理解しておくことが大事だと思います。今の自分を否定し、今の自分がダメだから練習をして上達するのだという考えでは気持ちが疲れてしまいますし、練習を楽しむことができなくなってしまいます。練習が楽しくなくなれば、いつか心は折れて続かなくなってしまいます。
また、楽しみながら練習することこそが、上達の近道です。そのためには、まずは今の自分を受け入れ、これまで練習してきたことを肯定し、自分で自分を褒めるような気持ちを持つことが大事なのではないでしょうか。
以上、練習を習慣化させ、無理なく上達する方法について思いつくことを記しました。参考にしていただけましたら幸いです。ありがとうございました。