【ハーモニカラジオ】 私がスズキ楽器製のハーモニカを使用している理由 #027

クロマチックハーモニカ初心者、中級者の方向けの音声コンテンツです。ラジオ感覚で聞くことができて練習のコツがわかるコンテンツを目指しています。
文字を読みたい方、YouTube動画で視聴したい方のために、ブログ(末尾参照)、YouTube動画もご用意しています。

今回は、愛好家の方からいただいたご質問にお答えしてみました。

愛好家の方からご質問をいただいたのでお答えしようと思います。
なお、プロモーションは含まないことと、メーカー様からのご依頼案件等でもないことを先にお伝えしておきます。
現在、私が主に使用している機種は次の通りになります。

練習、レッスン用:グレゴア・マレ シグネチャーモデル G-48
練習、本番用:ファビュラス F-48C
16穴が必要な場合:シリウス S-64C

グレゴアモデルはウッドではなく金属カバーのモデルを使用しています。これは完全に好みの問題ですが、明るく透明感のある音が好きなので、金属カバーを選んでいます。
また、クロマチックハーモニカをはじめた頃は16穴モデルを使っていましたが、スズキ楽器製に乗り換えてからは12穴をメインで使用しています。理由は、低い方の1~4はほとんど使わないことと、若干ですが12穴の方が気密性が高いことです。
ちなみに、この3機種ともロングストローク(クロス配列)モデルです。ショートストローク(ストレート配列)モデルを試したこともあったのですが、私の音色の好みはロングストロークの方でした。なので、現在はロングストロークモデルの機種に統一しています。

そして本題ですが、私がスズキ楽器製品を使っている理由は主に2つあります。

1つめは製品の個体差が少ない、といいますか、ゼロではないもののほとんどないと言っても差し支えのないレベルだからです。以前は好みの個体に出会うまで何本も同じ機種の製品を買っていたこともあるのですが、スズキ楽器製に乗り換えてからは一切なくなりました。
特に、ハーモニカは弦楽器などと違って試奏がしにくいので、個体差がほとんどないというのは、購入するときの安心感にもつながると思います。

2つめは、気密性の高さです。以前は少し甘さと言いますか遊びがあった方がよいのではないかと考えていた時期もあったのですが、私の演奏スタイルでは、こちらからの息のコントロールが100%に極力近い状態でリードに伝わった方がよいのではないかと考えています。
ただし、あくまで私の演奏スタイルや欲しい音色の場合において、私自身がそう感じていると言うことなので、全ての人に当てはまるわけでは決してないと思います。
また、機種やメーカーの個性を生かした奏法は特に自分自身に求めないので、他のメーカーを選ばなければならない理由がないことも理由かもしれません。

私がスズキ楽器製のハーモニカを使用する理由は以上になります。
あくまで一個人の意見ですし、演奏スタイルや用いたい奏法、音色の好みなどによって人それぞれ変わってくると思うので、参考程度に捉えていただければと思います。
ありがとうございました。