生徒さんのレッスン日記2022.10.6
今日は6コマのレッスンでうち3名が通学され、夜はエンジョイ!初心者ハーモニカサロンを行いました。
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Aさん:取り組んでおられる曲に出てくる「ドシ♭ラ(⑧L、⑦L、⑦)※L=スライドレバー押し」のフレーズのときに、無意識的に喉で息を切っておられるようでした。喉で吸う息を加工せず、真っ直ぐロングトーンで吸い続ける意識で演奏してもらうことで、レガートに演奏できるようになりました。
また重音(3度奏法、隣の穴番号を同時に鳴らす)のときは唇の表面に力が入りすぎないように気をつけていただき、唇にマウスピースを軽〜く押し当てる感じにしながら温かい息をホーと吐くことを意識していただきました。かなりきれいに重音が鳴るようになりました。
Bさん:超低音の④番吸いが鳴りにくいとのことでした。イメージとしては、後頭部経由で吸うような感じでしょうか。口先で吸わないように気をつけ、舌が動かないようにするのもポイントだと思います。人による部分もあるかもしれませんが、私の場合舌先はぐっと下げています。試していただくと、かなり鳴るようになりました。
ちなみに、舌の腹や奥の方は、少し盛り上げる方法と下げておく方法があると思います。音のキャラクターが変わるので、お好みで選ばれるとよいです。それから、Bさんは大丈夫でしたが鼻から同時に息が抜けてしまわれる方が稀におられるので気をつけてください。

エンジョイ!初心者ハーモニカサロン:3名の方が参加してくださいました。演奏をされたり、ご質問をいただいたりなどしました。今回も興味深い話題がいくつもありました。
スケール練習がマンネリ化して形で覚えて演奏してしまっているという悩みのご相談もいただきました。音階を上下するのみのシンプルなパターンは12キーでほぼ演奏できておられ、テンポを変えての練習もしっかりされているとのことです。こういった場合は、別のパターン(ドミレファミソファラ……などなど)を練習してみられるのがお勧めです。あと、絶対とは言いませんが、いろんなパターンの音階練習を、キーCの楽譜だけ見て他のキーも練習されるのもよいです(つまり、移調読み)。ただし、かなり大変なのでモチベーションの続く方のみ取り組んでみてください。
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今日レッスンを受講された皆さん、お疲れ様でした!