【ハーモニカラジオ】パッカー奏法で大きく美しい音を出す! #013
クロマチックハーモニカ初心者、中級者の方向けの音声コンテンツです。ラジオ感覚で聞くことができて練習のコツがわかるコンテンツを目指しています。
文字を読みたい方、YouTube動画で視聴したい方のために、ブログ(末尾参照)、YouTube動画もご用意しています。
取り上げて欲しい内容などありましたら、お寄せいただければと思います。
パッカー奏法で音を鳴らすときのポイントと注意点について解説したいと思います。「単音の鳴らし方」について詳しく知りたい方は、基礎編と問題解決編をそれぞれ解説していますので、そちらも併せてご確認ください。
ポイント
- 口の中は広くキープ、上あごと舌の腹は遠ざけ、上と下の前歯の隙間を可能な範囲で開けておく(人差し指1本分くらいが目安)。
※噛み気味にして演奏する方法もありますが、最初のうちは口の中の領域を広げた状態で演奏するとよいです。 - 舌根は力まず脱力する。頬や顔全体も緩める。呆けた顔。
- 顎は引かない。首の前側の皮膚を伸ばすイメージ。このとき、肩が上がらないこと。
- ※顎を引き気味で演奏するタイプの方もいらっしゃると思いますが、慣れないうちは顎は引かないでおいた方がいいと思います。
- 喉を開くポイントは、男性の場合のど仏が下がる感じ。他には、うがいや胃カメラを飲むとき(鼻からではない)をイメージしたり、低い声でオーと発音するときのようにする方法もある。
- 吸い過ぎでしんどくなったときは、数少ない吹き音を狙って一瞬息を鼻から抜く。鼻から息が常に漏れていないこと。
注意点
- 吹き吸いを切り替える際に、顎、口の中、唇、上半身(前後に揺れる等)が動かないこと。
- 吹き吸いの切り替えは口ではなく基本的には腰、お腹で行うが、無理にペコペコ動かそうとする必要はない。
- 温かい息をホーと吐き、口からお腹まで1本の太いパイプをイメージする。吸いは、出した空気をそのまま戻すようなイメージ。
注) レッスンに通われている方は、先生のご指導の下で練習に励んでください。独学の方におかれましても、あくまで参考とし、ご自身にあった方法で練習を進めてくださいますよう、お願いいたします。
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