生徒さんのレッスン日記2022.9.8

今日は7名の方が受講され、うち3名の方が通学されました。

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Aさん:オンラインですが、いつもと音の感じが違っていることにすぐ気づきました。そして、普段はしっかり鳴らせていた低音の吸い音も出にくそうです。
どうも、今まで見られなかった鼻から無意識的に息が漏れる状態になっておられたようでした。
ベンドビブラートを入れるためにデフォルトでの舌の位置を変化させておられたらしいですが、口の中が狭くなることで音が出にくくなるのを鼻から息を漏らすことでカバーされていることが原因なのではないかと思いました。
ベンドビブラートのために口の中の形を調整すること自体は悪くないのですが、舌の奥を盛り上げつつも、その分口の前方(前歯の裏側の部分)に空間を作っておく必要があると思います。
空間を意識していただくとすぐに低音吸い音が以前のように鳴りだし、鼻からの息漏れもなくなったようでした。ベンドビブラートも適切にかかっています。時間内に原因がわかり、修正することができてよかったです。
舌の位置はリードの長さによって調整が必要なので、いろんな曲を演奏しながら覚えていただければと思います。

Bさん:今月末に地域のイベントでの演奏を控えておられるので、曲中心に進めました。
本番前のサウンドチェックで確認することについてご質問をいただいたので、以下のようにお答えしました。

  • 本番前に、モニタースピーカー(通常、足下に演奏者に向けて設置されている)の音量(伴奏とハーモニカがバランスよく聞こえるか)を確認する。
  • メインスピーカー(客席に向いている)からの音も含め、伴奏が小さかったり、ハーモニカが聞こえないといったことがないかチェックする。
  • 可能であれば、実際に演奏しながら客席に移動して、伴奏とハーモニカの音量バランスやリバーブのかかり具合をチェックする。

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今日レッスンを受講された皆さん、お疲れ様でした!