生徒さんのレッスン日記2022.9.1

早いものでもう9月です。今日は4名の方のレッスンと、夜は「エンジョイ!初心者ハーモニカサロン」を行いました。

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Aさん:冒頭で基礎練習に取り組みました。流れで覚えて(手癖的に?!)しまっておられるように感じたので、常に穴番号(位置と動作)と音(主に高さ、音名)を把握し一致させながら演奏していただくようにお伝えしました。
手癖のように演奏してしまうと、一度つまずいたときに再起不能になってしまったり、演奏しているスケールやパターンを本当の意味で覚えたことにならないので、練習としては非効率的になってしまいます。同じ5分の練習でも、意識をするだけで練習の質はぐんと上がると思います。是非心がけてみてください。

Bさん:ご近所の方で普段は通学ですが、職場に体調不良の方がいらっしゃるとのことで、念のためオンラインへの切り替えを希望されました。
今日は曲を録音する予定でしたが、オンラインでは難しいのでベンドビブラートの練習をしました。
適切にピッチを下げることができておられましたが、楽曲のテンポにあわせると浅くなってしまいます。テンポを半分くらいに落として練習し、慣れたら徐々にテンポアップしていただくようお伝えしました。
方向性は正しいので、速さに慣れていただければ自由にベンドビブラートをかけることができるはずです。がんばってください!

ハーモニカサロン:今日は4名の方が参加されました。
楽曲のキーとクロマチックハーモニカでの表現のことや、ビブラートについての話題で盛り上がりました。前者については、♯系キーはレガートに吹きにくくなる楽曲が多くなります。作曲者が調を指定している場合(クラシックの楽曲などでタイトルに調の名前が付いているものなど)やセッションで演奏される楽曲で調が決まっているものなどでなければ、ある程度柔軟に変更してもよいのではないかと思いました(賛否両論あるかもしれませんが、、)。

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最近、中学3年生になる子どもがDTMで楽曲制作をしています。先週はクラスメイトの子が4人自宅に来て歌のレコーディングをしました。昨日と今日の2日間でミックス作業とハーモニカパートの録音をして、なんとか時間までに学校のタブレット端末にデータを送ることができました。
私が中学生だった頃には考えられないことですが、無事に納品?!できてホッとしています。

今日レッスンを受講された皆さん、お疲れ様でした!