【ハーモニカRadio#001】足でリズムを取る方法

クロマチックハーモニカ初心者、中級者の方向けに、音声コンテンツを発信していくことにしました。
ラジオ感覚で聞くことができて練習のコツがわかるコンテンツを目指します。
文字を読みたい方、YouTube動画で視聴したい方のために、ブログ(末尾参照)、YouTube動画もご用意します。
取り上げて欲しい内容などありましたら、お寄せいただければと思います。
よろしくお願いいたします。

ある程度曲の演奏ができるようになられた生徒さんから、足でリズムを取る方法についてご質問、ご相談をいただくことがあります。
演奏中に1拍につき1回足を踏むなどしてテンポキープするのですが、どうしてもメロディラインに引っ張られてしまって足の動きが不規則(メロディと同じタイミングなど)になってしまわれるようです。

お勧めの方法としては、メトロノームに合わせて決まった拍数でロングトーン練習をされている場合は、まずはロングトーン練習で取り入れるところからはじめることです。
慣れてきたら、リズムがシンプルなスケール練習などの基礎練習に取り入れます。このとき、テンポが速いと感じた場合は足を一定に動かすことができるテンポを落とします。
基礎練習にも慣れたら、易しい曲やリズム練習をされている方はリズム練習にも取り入れるのがお勧めです。

足は踵を使うのがお勧めです。もしつま先にされたい場合は、親指側を使うと足への負担が小さくて済みます。
「ドスン」という感じではなく、床に足が接するのは一瞬で「トンッ」というイメージかと思います。

曲を演奏しながら足でリズムを取る(1拍に1回足を踏む)ことができるようになられた生徒さん(楽器未経験だった方も複数含む)に、どのようにしてできるようになられたのかを伺ってみました。
みなさんに共通したのは、やはり上記の順番で取り組み徐々にできるようになったということでした。
リズムトレーニングでシンコペーションのパターンを練習できたのが大きかったとおっしゃっている方もいらっしゃいました。

2週間くらい試して「無理でした」とおっしゃる方もおいでなのですが、できるようになられたみなさんは、数ヶ月から半年以上コツコツと取り組んだとのことでした。
いきなり曲に取り入れるのではなく、ロングトーンや基礎練習から徐々に取り入れていき、気長に取り組むのがコツのようです。
また、できるようになられた方の中には、60歳くらいから音楽経験無しでハーモニカをはじめられた方もお二人いらっしゃいますので、年齢はあまり関係ないのかもしれません。

よろしければ参考になさってください。