穴番号を考える
先日、教室のオープンチャット(掲示板のようなもの)に、ある生徒さんが「最近、曲集に書かれている穴番号が自分自身に向いているかをしっかり確認するようになりました」というようなことを書いておられました。
曲集などに書かれている穴番号は、奏者の好みや癖が出ますので、一度疑ってみる(悪い意味ではなく)のはとてもよいことだと思います。

例えば、ホーナーのユーザは左側の吹きのドをあまり使わない傾向にありますが(右側のドとリードの長さが違うため)、スズキのユーザなら音の長さにも寄りますがどちらも気にせず使える場合が多いように思います。
また、ドの音を伸ばす時にあえて替え指(シ#)で書かれている場合もありますが、これは吸い音が得意な人には有効ですが、苦手な場合は前後の音の並びを考慮して判断してもよいかもしれません。
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あと、最近私が思うのは、私がほぼ毎日投稿している「今日のハーモニカ」のような1コーラスの短い曲の場合と、毎月私的に行っているオンラインセッションのときとは、同じ曲でも穴番号を変える必要があるのではないかということです。
「今日のハーモニカ」のような単発ものなら、レガートさや表現重視(吹き吸いをなるべく統一させる、吸い音でビブラートをかけるなど)で少々無理しても替え指のドを多用しますが、フルコーラスで10曲くらい吹き続けるセッションではさすがに体力が持ちません。
残りの曲数と体力を考慮して、吹きながら判断していくこともあります。
あまりないシチュエーションかもしれませんが、そういう考え方もあるのでよかったら参考になさってください。
注) レッスンに通われている方は、先生のご指導の下で練習に励んでください。独学の方におかれましても、あくまで参考とし、ご自身にあった方法で練習を進めてくださいますよう、お願いいたします。


