YAMAHA AG01は買いか?

YAMAHAの定番オーディオインターフェイス「AGシリーズ」がリニューアルされるようで、定番の03、06に加え、マイクとオーディオインターフェイスが一体になったAG01もリリースされるそうです。
(AG03、06の新製品は、末尾に「MK2」が付きます)

YAMAHA公式サイト「AGシリーズ」商品ページ⇒
https://jp.yamaha.com/products/proaudio/live_streaming_gaming/ag/index.html

レコーディング機材等に興味のある方の中には、気になっておられる方もいらっしゃるのではないかと思います。
しかし、ハーモニカ愛好家にとってAG01はお勧めなのかというと、結論を先に言うと個人的には積極的にお勧めしないです。
ライブ配信やオンライン会議のみが使用目的ならよいのですが、ハーモニカ愛好家の場合ライブでマイクを単体で使用する機会があるかもしれませんし、オーディオインターフェイスとマイクが一体になってしまっていると、マイクを取り替えることもできなくなります。

なので、お勧めとしてはオーディオインターフェイスとマイクは別々の方がよいように思います。
(あと、昭和世代の私にとって、2つの機能が1つの機器になっているのは、子どもの頃すぐ姿を消した「テレビデオ」を連想させてしまって怖い気がします、、考えすぎでしょうか??)

テレビデオはさておき、マイクを単体で持っていれば汎用性も高いですし、AG01の価格を考えると、見た目はとてもかわいくて素敵なのですが、AG03か06がよいように思います。
(公式サイトではAG01の価格は29,700円、AG03 MK2は18,700円とのこと)

なお、現行のAG03は品薄状態で、定価よりも高い価格で販売されているようです。お急ぎでない場合は新製品が出るのを待った方がよいと思います(AG03 MK2は4月頃とのこと)。
また、すでに現行のAG03、06をお持ちの方は、基本的には新製品も現行品の機能を引き継いでいるようなので、買い直す必要はないと思います。

これからオーディオインターフェイスを購入されたいという方には、AG03はオススメです。音楽制作ソフト「Cubase」などがバンドル(おまけで付いてくる)されており音楽制作ができますし、SYNCROOMというオンラインセッションサービスの利用もできます。現行のAG03は、DTM(パソコンでの音楽制作)をする人やライブ配信者の中ではとても有名で定番機種です。エントリーモデルとしてはやや値が張ると思うのですが、持っていて損はない機種なのではないかと思います。
(私も現行機種をレッスンスタジオの方で愛用しています)

以上、機材選びの参考にしていただけましたら幸いです。