カラオケボックスで練習してみて思ったこと
先日、出先で少し時間ができたので、カラオケボックスでハーモニカ練習をしました。
楽譜などの準備がなかったので、とりあえず楽譜なしで吹けそうな曲(主に、中島みゆきさん)の楽曲を中心に選び、間奏や2コーラス目ではアドリブ練習がてらソロを吹きました。
ハンドマイク(ハーモニカを持ちながら、私の場合左手でマイクも持つ)で演奏してみて驚いたのは、エコーの量でした。他の部屋もおそらく同じくらいに設定されているようでしたが、自身の演奏がいつもよりもゴージャスでレガートに聞こえます。
マイクを通してスピーカーから聞こえる音を知っておくことは、特に人前で演奏する機会のあるポピュラー奏者には大切なことだと思っています。
ただ、カラオケボックスは純粋に歌を楽しむことを目的としているので、エコーは強めに設定されていることが多いような気がします。
住宅環境などによりカラオケボックスで練習される方もいらっしゃると思うのですが、エコーは弱めに設定し、生音で演奏する練習とわけた方がよいと思います。
エコーやリバーブ(残響音をシュミレートするエフェクト)を強くかけている状態に慣れてしまうと、レガートに演奏する努力や工夫をしなくなってしまうのではないかと心配になります。
もし、カラオケボックスで練習される機会の多い方は気をつけてみてください。
注) レッスンに通われている方は、先生のご指導の下で練習に励んでください。独学の方におかれましても、あくまで参考とし、ご自身にあった方法で練習を進めてくださいますよう、お願いいたします。