発表会を楽しもう③
オンライン発表会まで1ヶ月を切り、発表会を楽しむための記事をシリーズで投稿しています。
ラストの第三弾は、発表会に向けて揃えておくとよい機材について記したいと思います。
関連記事⇒ 発表会を楽しもう① 発表会を楽しもう②
ポピュラー系クロマチックハーモニカの愛好家の方は、マイクを左手で持って演奏するスタイルの方が多いと思うのですが、発表会の時も基本的にそのスタイルで演奏していただきます。
(お子さんやご高齢の方、お体に障がいがおありの方は、状況に応じてスタンドマイクやピンマイクを使います。)
オンライン発表会ではマイクを使用しないで演奏することも可能なのですが、できれば日頃からマイクに慣れておいた方がよいです。
また、マイクを持つことを日頃から意識することで、ハーモニカの持ち方が正しくなり悪い癖がつきにくくなります。
ハンドマイクの定番はコレ!
発表会では、ヴォーカルマイクの定番、SHUREの58シリーズが使われることが多いと思います。
当教室では、BETA58Aを発表会用に使うことが多いですが、SM58もよく使われますし、重さ、大きさはほぼ同じなのでどちらでもよいと思います。
(個人的には、より高音をしっかり乗せたい場合は前者がオススメ)
ときどき、お孫さんのおもちゃのマイクで代用される方もいらっしゃるのですが、重さが違うためあまり代用にはならないようです。
また、後述するマイク乗りも確認できません。
少々出費は必要ですが、本物を購入した方がよいかと個人的には思います。
アンプは必要??
結論から言うと、あるに越したことはないです。
アンプを通した自分自身の音色を聴いておくというのも、必要だと思っています。
また、マイクには指向性というものがあり、特にヴォーカルマイクの場合、マイクのヘッドの向きによって音の入りがかなり違ってきます。
この、”マイク乗り”も含めて、日頃からマイクを持って時々確認しながら練習をしておいた方がよいです。
そして、マイクとアンプを持っていれば、ちょっとしたホームパーティ、職場でのイベントなどで演奏することもできます。演奏の機会が増えれば、上達にも繋がります。
リバーブ付きのアンプスピーカーがオススメ!
ポピュラー系クロマチックハーモニカの場合、リバーブという残響音をシュミレートしたエフェクトを使用することがほとんどなのではないかと思います。
カラオケボックスでのエコーに近いようなものだとお考えください。
このエフェクトは単体でも売られているのですが、リバーブ付きのアンプスピーカーもあるのでそちらがお勧めです。
コンパクトなものでご自宅や小規模ホームパーティで使用される場合は、ローランドのモバイルキューブで十分だと思います。
中規模の福祉施設などでの演奏にも対応できるものがよい場合は同社のAC-33、更に出力の大きいものがよい場合はAC-60がよいかと思います(あくまで個人の意見)。
ちなみに、AC-33は「今日のハーモニカ」でも使用していますが、出力にはまだまだ余裕があります。
AC-60は、小学校の体育館で娘のピアノ演奏(体育館に常設のグランドピアノを使用)とのデュオで演奏しましたが、後方まで聞こえていたようです。
いずれも、リバーブ付きなのでエフェクターを別で用意する必要がなく、セッティングもとても楽です。
マイクとアンプスピーカーを購入される場合は、マイクケーブルが必要です。
また、カラオケ伴奏も出力される場合はそれぞれの端子に合ったケーブルが別で必要になりますので、ご注意ください。
(受講生の方はご相談いただければお勧めのものをお伝えしますのでお気軽にどうぞ。)
以上、3回にわけて発表会を楽しむための記事を投稿しました。参考にしていただければ幸いです。
注) レッスンに通われている方は、先生のご指導の下で練習に励んでください。独学の方におかれましても、あくまで参考とし、ご自身にあった方法で練習を進めてくださいますよう、お願いいたします。
今回のオンライン発表会は、オンラインという特性上、正会員、準会員の方と、過去に1年以上個人レッスンを継続受講されていた方限定のイベントとさせていただいています。
(準会員はオンライングループレッスン受講者です。月額2,000円で月2回のグループレッスン参加、オンラインサロンの利用、メールでの質問等に加え、発表会での出演も可能になります。
http://www.sayuri-harm.jp/lesson/associatemember/)