同じ音が続くフレーズの表現

先日のレッスンで、「同じ音の続くフレーズがイメージ通りに演奏できません」というような悩みをおっしゃっていました。
下記のようなことをアドバイスさせていただいたので、こちらにも記しておきたいと思います。

  • 適切にタンギングができているか。
    曲調にあったタンギングであるか、切れすぎてレガートさを損なっていたり、逆に甘くなってしまっていないかを確認する。
  • リズムが甘くなっていないか。
    音の粒一つ一つが正しい音価(音の長さ)で演奏できているか確認する。
  • 音量に意図しないムラがないか。

基本的な確認事項は上記の内容になるのではないかと思います。
それができた上で、曲調に合わせて適宜下記のような工夫をしてみるとよいかと思います。

  • タンギングの種類を一箇所だけ変えてみる。
    曲調に応じて、喉によるタンギングが続くフレーズに一箇所だけノーマル(舌先を使う)タンギングを入れてみるなど。
  • 極軽いベンド奏法を部分的に少し混ぜてみる。

歌詞のある楽曲に、同じ音の続くフレーズのある曲が多いように思います。
歌詞がない中で、ハーモニカでどのような表現ができるかを考えながら演奏できるとよいかと思います。
よろしければ参考になさってください。

注) レッスンに通われている方は、先生のご指導の下で練習に励んでください。独学の方におかれましても、あくまで参考とし、ご自身にあった方法で練習を進めてくださいますよう、お願いいたします。