【クロマチックハーモニカ入門#024】音の長さと「音符分割法」5

当連載は、私がレッスンで使用しているメモをまとめたものです。続けて読んでいただくと入門テキストになります。短い練習曲も公開しています。
初心者の方はテキストとして、経験者の方は復習教材としてご利用いただければ幸いです。

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【前回のまとめ】

・基本的に2分割法と考え方や練習方法同じ。
・縦棒に譜頭のつかない箇所で休符でない場合は、2分割法と同じく音名の母音を書く。
・赤字の「コ」から音が開始し、次の「キ」または「カ」まで伸ばす音については「ッ」を記入。
※赤字の「コ」の下に「ッ」が入ったり、「ッ」が2つ以上連続することはない。

1拍三連中心、またはスウィングのメロディ「3分割」

基本的に2分割、4分割と考え方は同じです。
1拍三連とは、四分音符の長さに同じ長さの音が3つ入ることをいいます。
(つまり、四分音符を3等分した長さが1拍三連の一つになります。)

準備
・メトロノームを「キココ」に設定し、BEATを練習したい曲の拍子に合わせます。
・テンポは、「キココキココ…」と楽に聞き取れるくらいの速さにします。(BPM=40~50程度)

・上の黒字で描かれた図を別紙に描きます。(上の図は、4/4拍子で2小節分)
・縦棒1本が四分音符(休符)の1/3長さを示しており、横線1本(縦棒3本)で四分音符の長さを示しています。

長くなるので、次回に具体的な譜例をもとに実践をしていきます。
(続けて読んでくださっている方ならだいたい想像はつくと思いますが、2分割、4分割とは違う点を中心に解説していきます。)