芸能人格付けチェック、不正解者続出??の理由
昨夜、テレビ朝日系列で放送された「芸能人格付けチェック MUSIC〜秋の3時間スペシャル〜」に、クロマチックハーモニカ奏者の山下伶さんが出演されました!
シルバーコンチェルト、クロメッタ、教育用ハーモニカの3機種をそれぞれ演奏され、出演者の方がいちばん高級な楽器(シルバーコンチェルト)を当てるという内容でした。
たくさんのクロマチックハーモニカ愛好家の方がオンエアをご覧になったかと思いますが、クロメッタの方を正解と思われた方が、ベテラン愛好家の方にも多かったとお聞きしています。
当教室の生徒さんも、何人かの方が「間違えました」「わかりませんでした」とおっしゃっていました。
私自身は、ハーモニカ友ののんさんにシルバーコンチェルトを吹かせていただいたことがあり、音色の特性を知っていたのですぐ正解を出すことができましたが、そうでない場合は間違ってしまうこともあるように感じました。
シルバーコンチェルトは太く大きく、キラキラした音色が特徴だと思うのですが、普段からタングブロック奏法で演奏している人が吹くと、そのキラキラ感が適度にまろやかになって、美しい音色になるように感じています(あくまで、私が吹いたときの個人的な感想ですが、、)。
なので、3機種の中で音が太く、キラキラした音色のものが正解だろうと思ったわけです。
教育用ハーモニカは、おそらく配列が違うのかな?!と思うのですが、奏者の腕前で見事に演奏されていて本当にすばらしかったです。リードもきれいに鳴っていてさすがでした!!
多分、最後のクロメッタを正解と思われた方が多かったのでは?!と思うのですが、吹きにくい教育用ハーモニカを終え、ラストということもあって緊張もほぐれられたのでしょうか?!また、機種は違うものの吹き慣れたホーナーのリードと言うことで、より美しく響いていたように感じました。
今日レッスンに来られた初心者の生徒さんから「いずれ80万円のハーモニカを買わないといけないのでしょうか?」というご質問をいただいたのですが、義務はありませんのでご安心ください(笑)。
それに、シルバーコンチェルトはどちらかというとクラシック系奏者向けの機種だと思うので、購入の候補に入ってくる可能性は低いのではないかと思います。
また、クロマチックハーモニカは、上級者=高価な機種ではなく、音色や操作性の好みで自分にあったものを選べばよいのではないかと私は思っています。
以上、生徒さんで間違われた方が何人かいらっしゃったようなので感じたことを記してみました。あなたは正解しましたか??