先月の徳永教室発表会のときに購入した書籍の紹介です。
徳永教室の生徒さんでもいらっしゃる、鍼灸師でクロマチックハーモニカ奏者の田中玲子さんが書かれた本です。
発表会当日、私は遅れて行ったので田中さんの演奏を聞くことができず残念だったのですが、ドイツで開催されたFIHの世界大会で「ベリー・グッド賞」を獲得されたそうです。

田中さんは3歳の頃に栄養失調が原因で失明され、虐待もあって、本当にたいへんな幼少期を過ごされたそうです。
社会人になられてからは鍼灸師の仕事をされる傍ら、水泳、マラソンに挑戦され、たいへんな情熱を注いでおられた様子が描かれています。その間、お仕事やご家庭でのたくさんの困難も乗り越えながら、それぞれにおいて本当に素晴らしい成績を残されています。
それでも「もし目が見えていれば…」という気持ちが拭いきれなかったそうですが、クロマチックハーモニカに出会われ、ドイツでのコンテストの舞台に立たれたときに、生まれてはじめて心の穏やかさを体感されたそうです。
その時のお気持ちと、そこに至るまでの波瀾万丈の半生を、とてもわかりやすい言葉で赤裸々に描かれており、引き込まれるように読むことができました。

書籍は、ガイドヘルパーさんと思われる方から購入させていただき、ご本人も近くにいらしたのですが、私が途中参加で演奏をお聴きすることができなかったことや、ロビーが混雑していることもあって田中さんと直接お話しできなかったのが残念でした。
今度お会いしたらお声がけをさせていただこうと思っています。

ブログの更新が遅くなったのですが、本はその後すぐに通勤バスの中で読み、3日ほどで読み終えました。読書は好きで月3,4冊読んでいますが、わかりやすい文面で著者の情熱や思いがよく伝わる内容でした。
個人的にオススメの書籍だと思ったのでこちらで紹介させていただきました。興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、是非ご一読ください。