【クロマチックハーモニカ入門#012】楽譜の読み方基礎知識1

当連載は、私がレッスンで使用しているメモをまとめたものです。続けて読んでいただくと入門テキストになります。短い練習曲も公開しています。
初心者の方はテキストとして、経験者の方は復習教材としてご利用いただければ幸いです。

楽譜の読み方基礎知識

五線譜と音名

平行な5本の線に音の高さや長さを示す音符を記しているものを「五線譜」と言います。
五線譜は左から右へと読んでいきます。五線は下から第一線、第二線…と呼び、線と線の間は第一間、第二間…と呼びます。音の高さは、下から上へ行くほど高くなります。

音符の長さ

音符は、音の高さだけでなく長さも表します。四分音符を1拍とした場合下記の通りになります。
音の長さの関係は、図をご参照ください。
例) 全音符は二分音符2つ分の長さ

また、付点がつく場合は、その音符の1.5倍の長さになります。(つまり、元の音符に元の音符の半分の長さの音符がプラスされた長さになります。)
例)付点四分音符=四分音符+八分音符

音の長さの関係は下図のとおりです。
十六分音符2つ分の長さが八分音符、八分音符2つ分が四分音符、四分音符2つ分が二分音符、二分音符2つ分が全音符になります。

休符の長さ

発音しないときに使う記号です。四分休符を1拍とした場合下記の通りになります。
付点がつく場合の長さの変化は音符と同じです。

練習No.8