自由研究は作曲とDTM#004〜モチーフの展開2

前回はBメロ、サビのコード進行を決め、Bメロの1フレーズを作りました。
#002のときにモチーフの展開を解説しましたが、今回は決めたコード進行にモチーフを合わせていきます。

#002のときは結果的に同じコード進行で、音を変えていたと思いますが、今回はコード進行がすでに決まっているのでそれに合わせます。
1,2小節目が前回作ったモチーフ、3,4小節目を作ります。
3小節目ではコードがC7/Bbになっていて、Cのドミソに短7度の音(Bb)が加わった4音がコードトーンになります。(詳しく知りたい方は、市販されている「楽譜の読み方」等の書籍をご参照ください。)
いろいろ考えられるとは思いますが、今回はせっかくなので追加されたBbが目立つメロディにしてみました。
それにあわせて3拍目後半以降も、リズムを保ったまま音を変更します。
4小節目は、Am7のルートの音(ラ)を伸ばすことにしました。

続いて、Bメロの5〜8小節目を考えていきます。

Bメロ後半は、少し盛り上がりを作りたいとのことだったので、元のモチーフのリズムはそのままに、Em7(ミソシレ)、A7(ラド#ミソ)のコードトーンに合わせて少し高い音を使うようにしてみました。
(盛り上がるにはどうしたらいい?高い音を使ってみたら盛り上がるかもよ。とアドバイスし、本人に考えさせています。)
A7のところはラやミでもよかったのですが、ド#がドレミファソラシ以外の音(つまり、A7はノンダイアトニックコード)なので、それを生かすようにド#を採用しました。

7,8小節目は少しリズムを変えてはいるものの、3拍目裏以降の八分音符が続くリズムはそのままなので、リズムの骨格に大きな変更はありません。
8小節目のソにつながるようにしてみました。

次回はサビのメロディを考えたいと思います。