自由研究は作曲とDTM#003〜コードからメロディを考える
前回(#002)作ったフレーズはAメロにすることにしました。
Bメロとサビは、コード進行を先に決めることにしました。
今回は、「すぐ歌えるコード進行ネタ帳~鍵盤で作れる5万曲!」というコード進行のネタ帳と言える書籍を利用することにしました。
ちなみにこの書籍、8小節のAメロ、Bメロ、サビがそれぞれ3〜40パターン記されており、それらを組み合わせることでオリジナルのコード進行、メロディを作ることができるようになっています。
めぼしいパターンは自動伴奏作成ソフトのBand in a boxにコードを打ち込んで試聴し、Bメロとサビ、エンディング(イントロ、間奏も同じ)も決めました。
では、コード進行にメロディを乗せていきます。最初の2小節から考えます。
まずは、任意のコードトーンを上の楽譜のように配置してみます。
それを元に、音をつないでフレーズを完成させます。
コードトーンを他の音でつなぐとき、キーCの場合ドレミファソラシを使います。(コードトーンがドレミファソラシのいずれかで構成されている場合)
また、フレーズはコードトーンの音を中心に使い、それ以外の音は短めにしましょう。
あと、楽曲にもよりますし例外も多々ありますが、各小節の1,3拍目の頭(表)はコードトーンにしておくとコードに合いやすくなります。
フレーズの最後の音はコードトーンで終わります。
次回は、ここでできたフレーズを展開させていきたいと思います。
「すぐ歌えるコード進行ネタ帳~鍵盤で作れる5万曲!」
Aメロ、Bメロ、サビに加えて転調、エンディングのコード進行をたくさん掲載しているだけでなく、それぞれのコード進行のイメージ(明るい感じ、など)も記されているのでイメージで選ぶことができます。お勧めのテンポや次はどのパターンにつなぎやすいかなども書かれていて親切です。
また、鍵盤と指使いも図解されていて、初心者にもわかりやすいのではないでしょうか。ギター版もあるようなので、ギターのできる方はそちらがよいかもしれません。