前回の記事「クロマチック・ハーモニカは手軽な楽器か?!その4」の続編です。
個人的には全人類にお勧めしたいくらいの気持ちなのですが(笑)、特にお勧めしたい方をいくつかあげてみようと思います。(あくまで個人の意見)

1.社会人で楽器未経験の方
2.歌いたいけれど歌えない方
3.弦楽器、鍵盤楽器をされている方

これまで、お仕事やご家庭、若い方なら運動系部活一筋でやってこられた方が、かねてから興味を持っていた音楽をはじめてみたいと思われることは多いです。私自身もそうで、学生時代はソフトテニス一筋でした。

この場合、楽譜は読めないことがほとんどだと思うのですが、クロマチック・ハーモニカは同時に鳴らすことの出来る音が限られるので(パッカー奏法の場合、ほぼ単音)、ごくシンプルな(単音の)楽譜が読めれば大丈夫ですし、クロマチック・ハーモニカについては最初は穴番号から入りますので読めなくても大丈夫です。(当教室の場合。最終的には読めることを目指します。)

むしろ、最初は楽譜が読めないこともプラスにもなります。
なぜかというと、クロマチック・ハーモニカは1つの穴で4つの音が出る仕組みになっており、ドの隣がレではないのです。(ドとレは同じ穴で吹き吸いを切り替えるのみ。)
他の楽器経験者の場合は、その固定概念を変えてやる必要があるのですが、未経験者にはその必要は基本的にありません。

そして、鍵盤楽器や弦楽器ほどの細かな指の動きを必要としないことや、基本的には穴番号通りに演奏できれば音感に少々自信がなくても大丈夫な点も、楽器未経験の社会人にとってはありがたいのではないかと思います。(ただし、低音は間違ったアプローチをすると音程が下がることもあるので、最初のうちはチューナーなどで確認するのがお勧めです。)

また、現在の国内では、クロマチック・ハーモニカは熟年層(50歳代以上)の方が非常に多いという点もあります。
当教室は若い方が比較的多い方のようで、10〜30歳代の方も多くいらっしゃいますが、それでも50歳代後半以降の方が約半数を占めています。
将来的には変化してくるのかもしれませんが、社会人の方でも気後れすることなくチャレンジしやすいのではないでしょうか。

次回は、2について記したいと思います。
よろしければまたお付き合いください。