進捗状況をメモする

私は、生徒さんのレッスンの時に必ず内容をメモしています。
何ページのどの練習をテンポ何で演奏され、状況はどうだったかということを毎回記します。

先日、ある生徒さんが、前回のレッスンで苦手フレーズの練習を一緒にして、ある数値までテンポを上げることができていました。
レッスンに来られてその部分を再度確認させていただいたときに、前回のレッスンでできた速さよりだいぶ早い数値をおっしゃったのでその速さで吹いていただくと、前回せっかく正しいリズムで吹けていたところがまた崩れてしまっていました、、。
いつも、フレーズの集中練習をするときは一気にテンポを上げずに少しずつ上げていくようにとお伝えしていたのですが、お仕事の都合で練習に数日のブランクができてしまったようで、前の練習の時の速度を忘れてしまって適当に設定してしまった…、とのことでした。

練習の進捗をメモしておきましょうということはお伝えしていたのですが、ついつい「大丈夫かな…」と思ってしまわれる方はとても多いです。
少し手間ではありますが、そのひと手間をかけるかかけないかで、練習の成果が変わってきます。
そのときは次も覚えているだろうと思うのですが、何か急な用ができたりして数日あいてしまうと案外忘れてしまうものです。
私も、自分の練習でも必ずメモは取っていて、次の練習の時にスムーズに続きの練習ができるようにしています。
是非みなさんも、実行してみてください。